2021年2月2日(火)
昨年から日本、いや世界中で新型ウィルス、いわゆるコロナウィルスという猛威にさらされている。
医療従事者の方々は、本当に大変かと思う。
医療従事者の方や、医療というものを思うと、ボクにはどうしても忘れられない思い出がある。時計の針を少し・・・、いや、かなりかな(笑)?戻します(^^ゞ
が、少し恥ずかしくもあり、長い話でもあるので、何回かに分けてアップしたいと思います。
時は1986年4月。
やたら校則が厳しい私立高に通うボクは2年生になり、部活はラグビー部に所属。
始業式後の土曜日、体育館で新1年生向けにクラブ紹介が行われた。
土曜日の午前中に新1年生は体育館に集められ、壇上に上がった運動部や文化部のキャプテンや部長さん、代表者さんが
新1年生に自分たちの部への入部アピール、クラブ紹介、今でいうプレゼン?って感じの内容が行われた。
2年生だったボクたちは、特に関係ないというか、キャプテンにお任せで、フツーに授業を受けていた。
午前中で授業が終わり、弁当を食べて部室に行くと、クラブ紹介があった直後ということもあり、沢山の見学希望者がいた。その数は50人前後はいた。
練習開始。
2~3週間後くらいに大会も控えていたので、練習は熱を帯びていた。
そのころのボクのポジションは、スタンドオフ。
いわゆる「司令塔」と呼ばれるポジションで、サインプレーなどはスタンドオフのボクがすべて出していた。
連係プレーなどをしていたときだった。
キャプテンだったKタローという先輩がイチャモンをつけて来た!
Kタロー「おい!お前、なんでこのエリアでこのサインなんだ!?ふざけるな!」
ボクは適当にあしらって謝ってやり過ごそうとしていた(^^ゞ
ひととおり怒鳴りつけられ、最後にこう言われた。
「山ちゃん(顧問の先生のニックネーム)が職員室から練習を見てるだろ!?ちゃんとやれ!!!!」
と言われた瞬間、ボクの中で何かが弾けてしまった(笑)。
キャプテンの先輩に近づきながら、
「おい、Kタよ!おめー、今、なんつった?『山ちゃんが見てるからちゃんとやれ』だと!?おめー、一体誰のために何のためにラグビーやってんだー!?あー?言ってみろ!」
時は「昭和」、ましてや体育会のキャプテンは絶対の存在(^^ゞ
にもかかわらず、言ってしまった(笑)。
そこからはもう、練習どころじゃなくなり、喧嘩・・・(笑)。
元々仲が悪かったので、いつかはやり合うだろうと思っていた(^^ゞ
結局、練習は中止で解散となった。
そして、翌週になり、恐ろしいことが分かった。
その喧嘩が影響したのだろう、入部希望者がなんと片手で数えられる人数しか入って来なかった・・・(苦笑)。
元々、3年生の先輩と、ボクたち2年生だけでは、ギリギリの人数だった。秋の本大会には新1年生の力を加えないと出場できない可能性があるため、新1年生には沢山入部して欲しかったが、ほんの数人の入部に終わってしまった。
だが、ボクはどこ吹く風的な感じだった。
