という子ども時代を過ごしたわたしが、どうして海に魅せられてやまなかったかというのは、いまだに謎である。
わたしが子どもの頃は、街の中にも普通に川が流れ、二子玉川に近い場所で育ったので、水の流れる場所はとても好きだった。今でも。
学生時代は、海に行きながらも夜な夜な外出したり、社会に出てからは遅くまで仕事をしていたりするのがわりと当たり前の生活をしているけれども、
海辺の街に住むことになったら、きっと生活が一変するんだろうなと、鎌倉の友人宅へ遊びに行くたびに思う。
鎌倉の友人の暮らしーー
気持ちのいい暮らしが心地よさそうで、毎日の暮らしが楽しくて仕方なさそう。
朝は早めに起きて連売所に出かけ、新鮮な鎌倉野菜をたくさん買ってくる。
新鮮な鎌倉野菜でいただいた豚汁は、今まで食べたどの豚汁よりも優しく甘いお野菜のお味でした。
そんな感じに、買い置きのものはほとんどなく、魚もお肉もスーパーでお買い物をすることがほとんどないそう。
魚屋さんで魚を一匹買って、おろしてもらって、あらも皮もつけてもらう。そんな買い方は初めて見たし、まさに『命をいただく 』 を目の当たりにした。
だって、捨てるところがないのだから。
ありがとう! 魚! みたいな。
わたしが書くと、どうにもおかしな方向へいってしまいそうなので、このへんで。
鎌倉野菜は早く行かないとものがなくなっちゃうらしく、近所のダイナーで鎌倉野菜のサラダを注文すると、
『あ、さっきの1袋100円! 』と心の中で思いつつ、お店のオーナーが早起きして買いに行ったんだな……ありがとう、オーナー。
などと、またしても違う方向に思考が進みながらも美味しくいただく、スローでナチュラルな時間。
採れたての、もぎたての素材は、そんなに手をかけなくても充分美味しい。
やっぱり海辺の街が呼んでいるわ、わたしを!!!
と、ひとりニヤニヤしながら、
『わたしはなんで海辺の街に住みたいんだっけ? 海が目の前にあるからでーー 』
と我に返り、すっかり食いしん坊万歳になっている自分がちょっとだけ恥ずかしくなる。
去年逃した『牡蠣のドリア』 今年は絶対に食べたい!
『牡蠣のピザ』もいいなあ♡
