近況報告。冬眠を始めて早5年!!!!!依頼されたハーフモデル、、、 | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

冬眠を始めて早5年とは、、、

 

円安×物価高であと2年半は冬眠することになりそうです、、、えーん

 

近況報告するような大きなネタはないものの、、、

 

一番大きな近況の変化というと2024年3月2日に物作り&模型好きなので”オーダーメイドのスケールモデル屋”を開業しました。

 

と言いつつ、開店休業ならぬ開店修行の身ですが、、、

 

めんどくさいので”Facebook”からコピペ。

 

 

1/25のハーフモデル。

3Dプリンターを買ったのを聞きつけたこの艇のオーナーが2023年4月9日『なんちゃって―オーシャンセーラーさんの3Dプリンターでハーフモデル作れますか?』の一言から始まって気楽に『やってみましょうか?』と返したのが失敗?www

まずデザイナーに連絡を取っても一度返事があっただけであとは音信不通、、、仕方なく構造図だけがあったので7枚のバルクヘッドとその配置図を頼りに2023年9月12日の作業開始。先ずはトランサムボードやバウ、ラダーやキールやセールドライブの3Dスキャン、デッキは構造図から作ろうとしたけどかなり改造?されててほとんどが3Dスキャンで再計測、、、

そんなこんなで8ヶ月半、毎日作業してやっとここまで完成、目指すは超精密な模型だけどまだまだ程遠い、、、

色々と学びがあったけど懐の底がつきオーナーに本番前のサンプル品だけど買い取ってもらった。

ただハーバーで3Dスキャンをしていたのを目撃した人たちからは『こだわり過ぎ!』『変態や!』『人件費考えたら安すぎ!』と最高の褒め言葉はもらえ、オーナーからも99点貰えました!

ちなみに自己採点は65点です😭

3Dモデリングはこれ以上はやり直しになるしデータが重くなりすぎるので実艇を売りに出しているこの艇では時間的にもゆとりがなく再計測は諦めて他で点を稼いで目指すは90点!

3Dプリンターの設定を詰めデュアルノズル機のFDM機でASA-CFとPVAを使って全体を作り光造形機のレジンを色々とテストしてみて最終的にら0.01mmピッチで艤装品は作るつもり。

中学時代?振りくらいの塗装を初めてエアブラシを使ってやっているのがハードルが高い、、、パーツが小さすぎてルーペを使いながらでも塗装状態が見えないのだ!一番の難関は色合わせかな〜???

しばらくは機器の調整のスキルアップと自艇の模型化で勉強してみる。

 

シアーラインより上があるハーフモデルは邪道ですか???

まあ、今の時代、図面としてのハーフモデルではなく、飾りとしてオーナーが欲しいクウォリティーの物を提供できればと僕は思っています。

この艇のオーナーは以前XP44を所有されていてXヨット社がオーナーに1/25のハーフモデルをプレゼントしているようで、そのハーフモデルが白い船体に黒いアクリル板に固定されているので、この黒い(本当はダークグリーンメタリックらしい)船体に合わせて『白いアクリル板で作って』というのがオーナーのご要望。

で、オーナー曰く右前がハーフモデルのあるべき姿らしい、、、

僕個人はフルモデルで水に浮かべたいけどね、、、

 

オーナーへの引き渡しがカフェレストランなので即席で台を合板の端材から切り出した。

 

3DプリンターでPLAを使って作った船体、塗装の乾燥温度が高すぎてバウが少し歪んだ😭

 

懐的に0.2mm(8227円)のライフラインは買えず0.25mmのライフラインになったのも原因でテーパースタンションのトップ部分が0.6mm,そこに0.3mmの穴を開けて0.25mmのライフラインを通すのがキツかった、、、ライフラインの切り口は潰れて広がってるんだもん。

 

ステアリングホイールとかカーボンシート貼りたいな、、、ステアリングホイール右横のガンネル部分にあるウイチャードのフォールディングパッドアイが180度向きを間違えて取り付けたのは御愛嬌💧今日実艇見て気が付いた💦ラダートップもオレンジは可笑しいわな、、、

 

オーナーこだわりのジブシートトラックのアーチ、最低限このアーチとステアリングとグラインダーは欲しかったらしい。

 

HARKENのパーツやスピンロックのシートストッパーに見えますか?

 

ハーフモデルで飾ってしまうと見えない所にあるエンジンのコントロールレバーやオートパイロットのコントロールパネルもあるよ。

 

とにかく、船体にボルト・ナットで固定されているパーツは全て光造形機で作って1/25で何処まで再現出来るか挑戦してみた、、、

 

 

スターンのセンターのスタンション、細すぎて途中で折れてバックボードに両面テープで貼り付けた😅
ライフラインのエンドをループにしてカシメ玉でカシメて止めてラニヤード代わりに糸で縛ってたらここだけは『ダサい』って言われた、、、俺もそう思う、、、でも本物素材を部分的に使ってみたかったんだよね、、、
本物ワイヤーでエンド処理を諦めるか、プラモデルのランナーを炙って引き伸ばしてエンドを目立たなくするか、って話になったけど、、、

 

最悪なのは受け渡し前日の昨日、バウのライフラインに張り巡らされているラットラインのデッキ側のアイストラップ、、下手くそな塗装で塗料の表面張力でループ部分が塞がってしまったので省略しようかどうか一番悩んでいたけどとりあえず付けてみようと付け始めると10個中3つがピンセットから脱走して見付けられず、、、予備が必要だと実感、、、

 

 

この一年他はこの艇をパールレースと島精機カップの回航に行って、自艇の船底をいつでも出港できるようには磨いてエンジンの整備の続きを少しづつ進めたくらい、、、

 

まあ、この模型を作り始める前はずっと3DCADと3Dプリンターと3Dスキャンの特訓をして今も継続中、、、

なんとか30フィートで2次元の図面(2DCAD図面やプリントアウトされた図面)から3DCADで立体モデルを起こし(モデリング)して3Dプリントで出すまでをフィート1万円位で出来ないか画策中、、、図面がない艇の図面化までをフィート1万円位で出来ないかも探ろうかな、、、ヨットマンって手先が器用な人多いので完成品で高くなるより、図面だけとかキット状態でとかの需要もありそうな気がするんだが、、、どうだろ???

 

この艇のオーナーは『写真を正面と横から撮ったら模型化出来るというところを見付けたのですが何故写真から立体が出来るのでしょうか?』と聞かれたけどそれは僕にも分からない、、、

 

写真は”パース図”(遠近法)で真横から撮っても本来よりバウとスターンが上下に潰された(中央が膨らんだ)感じになるはずなので、精密模型は”正投影図”(実際の建造図面)がないと出来ないはずなんだけどね???

 

最近では”フォトグラメトリー”という技術や”LiDAR”という技術で3Dモデルは作れるけど精度で言うと実物に近い順では

1,実物から3Dスキャンして3DCADでモデリングして模型化

2,3DCADで描かれた図面からモデリングし直して模型化

3,2DCADで描かれた図面から3DCADでモデリングして模型化

4,プリントされた図面を3DCADに読み込んでモデリングして模型化

5,LiDARで3Dスキャンしたデータを3DCADに取り込んでモデリングし直して模型化

6、フォトグラメトリーで3Dモデリングしたデータを3DCADでモデリングし直して模型化

7,写真から雰囲気を読み取って模型化

がこの1年で分かってきたこと、、、

1~4はかなりいい感じで模型化出来る、今回は1と3のハイブリッド。

5と6は仮想空間(メタバース)にヨットを入れたい時には有効?

7は、、、雰囲気は味わえる???

 

 

単に自艇の模型を作っていてハルの図面は造船所からもらい、デッキの図面は自分でアナログで計測し、キールとラダーの計測をどうしようか考えていただけで、そのタイミングで僕でも手の届きそうな3Dスキャナーが2022年末にクラウドファンディングで販売されそうだという情報をFecebookで見つけて3DCADの勉強を始めたばかりの初心者です。。。

単に自艇のキールとラダーを効率よく図面化したかっただけなんですけどね~、、、模型屋になっちゃった笑い泣き

オーダーはこっそりとお受けするかも知れません、、、が高いですよ~!!自艇以外を趣味で作るほどのもの好きじゃないので基本タイムチャージ制なので!!しかもまだ65点↑程度の腕前です。

 

”X”でも”Facebook”でもアップしていますがどちらもこのブログには”X”(@dreamhood23)からリンクを貼っています。

本名の”Fecebook”はリンクをブログと”X”には貼っていないのでその辺りよろしくです。

 

Fecebook上で”なんちゃってオーシャンセーラー”=”玉子丸”ってバラした奴がいるので今後は艇の写真(バウのロゴと艇名)にモザイクをかけることは致しません。

 

あと、ブログ内の写真や動画は著作権は放棄していません。次からは見つけ次第即法的手続きをしますので切り抜きなどはお気を付けください。心当たりのある人は切り抜いた写真を使った記事の削除をお願いします。

 

他のSNSでも多く見かけるのが著作権を侵害しアップした内容に『ご了承ください』とか『お許しください』とか書いておられる方を多く見ますが先に本人に承諾がない場合は完全にOUTですからね!!気を付けましょう!!

 

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そうそう1年半前に手術した左膝の”関節内遊離体”の除去手術と両膝の”滑膜炎除去手術”はリハビリでかなり動けるようにはなってきているもののまだ無理をするとすぐに膝上が炎症します、、、なのでおとなしくデスクワーク中心の3DCADや3Dプリンターの勉強が出来ました!!

3DCADはAutodeskFusionというフリーでも使えるソフトを使いました。皆さんも足を故障して手術して自由に動けない期間がもし来れば集中して勉強してみるのはいかがでしょうか!?笑い泣き