ソレイユ・ルボンのエンジン換装(その4) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

2018年4月26日、木曜日

 

健康診断が終わってから、また艇庫前を間借りしてエンジンベットのサンディングが終わってから我が家のガレージに来て、

 

ヘッドをゴソゴソ、、、

 

載せて、締めて、、、

 

タペット調整、、、

やることはいっぱい大忙し!!

 

2017年4月27日、金曜日

 

削れたであろうエンジンベットを艇庫まで取りにいってあげた。。。

 

 

2018年4月28日、土曜日

 

まずは完全突合せ状態に削れたエンジンベットを掃除してアセトンで拭き拭き、、、

 

それでもまだ高さがあっていない部分にドンドンマットを積層していきます、、、

 

ごめんな~、適当な型で、、、

たぶん、、、固まったら今度は本当にオリジナル部分と完全に段が無くなるまでサンディングして完全突合せになってから持って帰ったはず、、、

 

エンジンベットの積層が終わってから昼食だったかな?

 

昼食後シャフトブラケットがあった部分は窪みにマイクロバルーン&アエロジル&ビニルエステル樹脂パテで適当に埋めてからMRM、、、だったかな?で積層。

 

ハルをシャフトが貫通していた部分はMRMRM、、、

 

上向きに一人で一枚一枚ペタペタするのは大変なので、大きな四角い缶の蓋を拾ってきて、マスカーを敷いて、MRMRMを一枚ずつマスカーの上でしっかりと脱泡しながら積層して、マスカーごとMRMRMを持ち上げて先にビニルエステル樹脂を塗っておいた貫通部分に押し当てて、マスカーごとしっかりと脱泡してそっとマスカーを剥がしながら脱泡を続け、ゲル化まで脱泡をし続ける、、、

上手く出来ました!!クラッカー

 

バキュームがあればもっと楽なんだけどな~、、、

 

固まったシャフトブラケット撤去跡の積層部分のバリをサンディング、、、

 

時系列が不明だけど、、、

 

切り取った傷んでいない部分の合板と新しく入れた合板の間にマイクロバルーン&アエロジル&ビニルエステル樹脂パテを押し込んで、MRMで一体化、ついでに『もう合板が腐るのは嫌だ!』ということで新しい合板の残りの部分もファイバーグラッシング。

 

これでコンパニオンウェイから雨が入ろうが多少ビルジが溜まろうが新しく入れた合板はまず腐ることはないだろう!!グッド!

 

家に帰ってまずはエンジンベットをハルに積層するためのMRMRMの繊維の切り出し、、、

 

切り出せたら明日のために袋に入れておいて、、、

 

オリジナルのエンジンベットと突合せ状態で嵩上げした部分を完全にオーバーラップするようにすべくMRMRMの繊維を切り出してこの日は終了〰。。。

 

 

2018年4月29日、日曜日

 

朝からエンジンベット内側をMRMRMでオリジナル部分と嵩上げ部分をオーバーラップするように積層。

僕は樹脂&用具手入れ&記録係!

 

ってか、僕の手持ちのビニルエステル樹脂だけでは追加の隔壁工事やこのエンジンベットの嵩上げをすべてやり切るには不安、、、

 

なので、整備が一段落している部の余っていたビニルエステル樹脂を拝借しに神戸大学まで駆けつけ、硬化待ちがてら我が家で昼食をとって、ほぼ硬化したけど匂いはキツイエンジンベットを車に積んで、、、

 

ハーバーに着いたらすぐに降ろして、、、

 

とりあえずバリ落とし、、、

 

バリが落とせたら、、、

 

艇の左右の傾きをチェック、、、

トラベラーをチャックするとまさかの水平!!左右ほぼ完璧に水平に艇が陸に座ってる!!

 

しかも、なんと艇が左右に水平なだけではなく、前後方向もエンジンルームの左右のインナーモールド部分を測ったらほぼ水平!!

凄いな~!!!

 

これで余計な修正は不要になり、、、

 

本当はシャフトブラケットやシャフト穴を塞ぐ前に確認しておかないといけなかったエンジンを載せるセンターを確認します。。。

 

シャフト穴を塞いでブラケットを撤去した直後位にセンターを出すのを忘れていたことに気が付いた、、、ガーン

 

なのでバルクヘッド前にあるマストベースの取り付けボルトの位置をバルクヘッド裏に1mm以内に写し取り、バルクヘッドの扉部分を利用して角材をクランプで固定して、そのクランプに水糸を艇のセンターに固定、その水糸をコンパニオンウェイから出してラダーシャフトにピンっと張るように固定して艇のセンターラインを出し、、、

 

 

コンパニオンウェイギリギリ後ろ上に角材を置いて艇のセンターライン上に張った水糸に当たるか当たらないかギリギリ、、、というか丁度の場所に下げ振りを降ろして、、、

 

艇のセンターをハルに写し取り、、、

 

もう一点、先に取った点から合板が届くギリギリの場所の上から同じように下げ振りを降しセンターをキャビンフロアに写し取る。

この2点を合板で結んでハルに艇のセンターラインを引いた。

 

キャビンフロア側のセンターラインを出すのにルボンの上げ下げ式の左右に自由に振れ簡単に固定できるテーブルが大活躍!!

 

艇のセンターラインが分かったら、エンジンベットの前と後ろそれぞれ2対のボルト穴のセンターを確認してエンジンベットにもセンターラインを引いて、水平を出して、エンジンベットが手前側で上がった高さ分をエンジンベット全周に線を引いて、、、

 

切る!書いたら簡単だけど3回くらい出したり入れたり削って微調整をしました!!

エンジンベット前側は高さ40mmほど。後ろはほぼ0mmになるように嵩上げするために、エッジ部分の積層のために更にプラス20mm以上を積層していきました。

 

嵩上げと内側ののオーバーラップ積層だけで合計5回だったかな?の積層作業、、、DASH!

 

まあ、本当はここまで要らないかも知れないけど、元の厚みが分からないし、削るのも面倒、なのでオリジナルのエンジンベットの厚みプラス前の艇に積層されていた厚みで嵩上げ、その嵩上げとオリジナルのエンジンベットをオーバーラップさせるためにMRMRMで積層したらこんなに分厚くなっちゃった!!爆  笑

当然、弱いよりはいいでしょ〰合格

 

この日に写真はないけど、たぶん小口にたっぷりガラスパウダー&アエロジル&ビニルエステル樹脂パテを持って固定する場所に置いて、一生懸命隙間にパテを押し込んでこの日は帰ったと思う。。。