職業用ミシン | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

2015年9月26日、土曜日。


この日はパートナーと一緒に僕にとっては場違いな場所へお買い物。


西宮にある『手芸センター”ドリーム”』へ。


今はどうか分かりませんが、僕が小中学生の時の技術家庭科といえば、男子は主に技術(ものづくり)、女子は家庭科(調理実習と裁縫)に分けられていました。


なので僕は今でも料理と裁縫は苦手だし、頭の片隅には料理や裁縫は女子がやるものだという認識が入っています。


でもヨットに乗っているとどうしても温かいものを食べたくなれば自分で作るしかないので、短時間でできる”焼く”系の料理は何となくできるようになりました。。。


裁縫はというと今でもボタン付けや繕い仕事は母親任せ汗


でも、ヨットに乗っているとスプライスのホイッピングには針と糸が必要になります。

ホイッピングの針と糸なんて衣服を縫うのとは違い太い針と太い糸、大きなパームで針が折れるんじゃないかと思うくらいの力で押し込んで、出てきた針の先はペンチで引き抜いてという、パートナーのような非力な女子ができるような作業ではありません。


セール屋さんで使っているミシンなんて既に女子が衣服を縫うようなものではなく、まさに電動工具!


そんな電動工具、セール屋さんに行くたびに欲しいな~と眺めていました。。。


しかし、価格や作業場所を考えると手がでない、、、なーんて思っていると、いつも読んでいるブログの方の何人かがミシンを使ってなにやらゴソゴソしているではありませんか!!


Adagioさんの『ヨットAdagio”アダージョ”迷走船長のイジリ倒し日記』http://cap-adagio.cocolog-nifty.com/blog/ では、『ミシン男子 〇〇』の記事や『ミシン選び』http://cap-adagio.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-3836.html や、『職業用ミシンで太い針を使う改造』http://cap-adagio.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-4e01.html の記事。


オリオンさんの『気ままにヨットライフ』http://blog.livedoor.jp/orionhyodo/ では、『DIY・職業用ミシン』http://blog.livedoor.jp/orionhyodo/archives/51527955.html の記事など。


LEAFさんの『ヨットLEAFのブログ』http://blogs.yahoo.co.jp/yamaha30ds_leaf では、『リッカーミシン RZ-307B』http://blogs.yahoo.co.jp/yamaha30ds_leaf/56721566.html や『アンティークミシン』の記事など。


皆さんのブログで色々と初歩知識を身に付けさせていただいて、LEAFさんの『リッカーミシン RZ-307B』の記事で職業用ミシンでも直線縫いだけではなくジグザグ縫い(千鳥縫い)ができるものがあるということを知り、中古品を探し始めました。


セール屋さんは工業用ミシンは直線用とジグザグ用の2台を使い分けているようです。しかも工業用なんて台付きで重くて大きい、そんなもの一般家庭に2台も置ける場所はない。。。


職業用ミシンは直線縫い専用ということだったけど、LEAFさんのブログをヒントに探していると見付けました!


JUKIの『the misin』(HZL-7800)ビックリマーク


ヤフオクで狙っていたのは既に落札され、予算オーバーのほうはまだ落札されていなかったけど。。。


型番で検索すると”メルカリ”というフリーマーケットサイトで見付けたのは送料込みで15000円!

取説や付属品に少し不備があったけど取説は別サイトで送料を入れて1099円で入手。


当時ヤフオクでもう少し安いものも出ていたのですが動作不明だったため送料込みの動作確認済みのこちらを購入しました。


タモリカップ後に少し残しておいたFXの資産を適当に運用した利益で購入できたのでタダ同然で手に入れたようなもの。


これでオーニングやドジャー?、フェンダーカバーやドジャー程度なら自分で縫えるなら安い買い物では?

テント屋さんやセール屋さんに欲しいものの詳細を伝える煩わしさや、思い通りのものにならなかった時の手直しなどはグッと楽になるはず!!


不要になったセールでカバンも作れるかもね。


このミシン、針は18番、糸は8番まで使用できるそうです。


セールに使われている糸って何番なんだろう???


そんなこんなで入手したミシンの性能を確認すべく取説に従ってボビンに糸を巻いて下糸をセット、針と糸もセットしてちょっと分厚いベルトを2枚重ねて縫ってみます。


ジグザグ、、、なんか思い通りのジグザグじゃないけど分厚いベルトを2枚重ねて問題なく縫えることはわかりました。

お次は直線、、、このベルトでは埋まりこんでしまって糸が見えなくなってしまった。。。

もう少しピッチを荒くすれば綺麗な縫い目が現れるかな?


違う種類のジグザグも試してみます。。。


ピッチを一番荒くすると、、、なんか違う。。。

普通のピッチにするとほぼ理想通りビックリマークでも、セールのジグザグってこんな縫い目だったかな???


ジグザグを3本縫ってみます。

かなりしっかりと縫えました!

これだけ縫えるとオーニング程度なら問題なく縫えそうです。

来年の夏に向けてタープをきちんと張れるように改造したいな~。


他にもフェンダーカバーや、バースクッションの壊れたファスナーの取り換えもできそうです。


この2枚重ねのベルトで使えなかったのは『伸縮強化縫い』という同じ場所を3回縫う?方法。どうも2枚のベルトを縫いこんでしまうとドンドン固くなってしまい針が素直に通らないようです。


まあ、『ミシン買ったよー!』というご報告記事でした!


1作目はなにができるかな~???