バウの修理(その50 クラッシュバルクヘッドのアクセスハッチの穴の拡大。) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『バウの修理(その49 クラッシュバルクヘッドの固定の続き。。。後編。。。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11949962616.html からの続き。。。


2014年9月22日、月曜日。


タモリカップ&シアトルカップに無事行けて、今度は淡々レースまでにできる作業を再開です!


新しく合板で作ったクラッシュバルクヘッドはタモリカップ前に既に”ほぼ”完全に固定できましたが、下部のオリジナルのサンドイッチパネルでできている部分の汚い積層を削り取り、削った面を補強積層して、滑らかな面になるようにしたいと思います。。。


ということで、モックアップバウバースを設置したままでは作業ができないので、取り払います。。。


取り払ってから気が付きました。。。


このサイズ↓の穴ではクラッシュバルクヘッド内部に入ることができません。。。

19:44

モックアップバウバースがあった時は匍匐後進で入っていき、匍匐前進で出てきていたのですが。。。


何度も出入りしないと行けないのでまずは穴のサイズを元の大きさに戻します。


アンカーウェルを深くするので、その分アクセスハッチの位置は下がります。

まあ、下がってもアクセスハッチの下のラインは喫水ラインよりかなり上なので問題はありません。


新しい合板のクラッシュバルクヘッドは取り付け後に正確な位置に穴を開けるために420mm×420mm必要な穴のサイズを400mm×400mmでしか開けていません。


艇のセンターもたぶん数ミリ程度の誤差はあるだろうから細かいことは気にせずに、とりあえず、モックアップバウバースの一部を元に戻して、水平部分を固定し、その上にリングフレームの厚みをクリアするように角材を置いて、その角材の手前の端のラインを船殻まで左右に延長して、その中心線を出し、クラッシュバルクヘッドに描いていきます。


書き終わったラインを基準に420mm×420mmの正確な線を書きます。まあ、多少歪んでいても誰も気が付かないでしょう!


420mm×420mmの正方形が書けたら、クランプでクラッシュバルクヘッドの内外に合板の端材を固定します。


420mm×420mmの端のラインから各45mm内側に90mmのホールソーのセンターを合わせたいので、クラッシュバルクヘッドの裏側に固定した大きな合板の端材に、15mm厚の合板の端材をビスで固定します。


15mm厚の合板の端材が固定できたら、420mm×420mmの各45mm内側に平行の線を描いて、ホースソーのセンターを出します。

19:55

この手間を惜しむと適当なRしなってしまうし、裏に大きな板を当てておかないと、ホールソーで穴が開く瞬間に裏側の”ささくれ”が多く大きくなってしまいます。

軸も固定できないし。。。


さあ!いよいよ穴あけ!!


まずは、”下穴錐”でセンターの穴を開け、90mmのホールソーに付け替えて角のRを。。。


バッテリー切れです。。。チーン!!

ドリル本体を外して、このまま放置。。。


バッテリーと充電器を家に持って帰って充電してこよ。。。


2014年9月23日、火曜日。


充電してきた元気いっぱいのバッテリーを使うとすぐに穴が開きました!

16:53

穴とは言ってもこんな↑感じ。ホールソーのセンターをブレなくするために固定した合板の端材はホールソーで切り抜いた時に2本のビスで内側で固定されるように止めないと、センターが狂います。

外側も2本で止めないと、刃に負担がかかる可能性があります。


何がしたかったかというと、単にこの三日月型の部分を切り落としたかっただけ。。。

16:53

ほぼバッチリです!


反対側も同じように合板の端材を固定して、

17:01


”下穴錐”でホールソーのセンターの下穴を開け、

17:02


ホールソーで切り出します。

17:03


こちらもほぼバッチリ!

17:04


これで三日月が2つ!400mm×400mmの穴はちょっと左寄りだったみたい。。。

17:05


続いて、下部もホールソーで穴を開けます。


同じように合板の端材を固定します。


この裏から当てている合板の端材はかなり大きいので使い回します。


まずは左下、

17:08


そして右下。。。

17:15


これで三日月2つに満月2つ。。。

17:16

この90mmホールソー、レイマリンのST60+を4つ取り付けるために買ったのが、まさかの同じサイズ!!

買っておいてよかった~!!


穴あけ1か所500円でレンタルしますよ!(笑)


でも今のレイマリンの”i70”のシリーズは92mmだとか。。。チーン!



ホールソーで各コーナーのRが切り出せたら、各コーナーを切って繋げていきます。


合板の端材をクラッシュバルクヘッドの裏に当てて、棒を表から当ててクランプで締め付け、

17:19


この棒を定規替わりに金ノコでコーナーとコーナーを切って繋げます。

17:22


同じように右も、左も。。。

17:39


穴が大きくなりました!これで出入りが簡単になるぞ!

17:42

切り出したらなんかのアンテナみたい。。。

17:43


ここまでできたらパートナーが手巻き寿司の用意をしてくれていました。

18:34


夕食の片付けもパートナーに任せて、僕はバウの片付け。。。


片付け終わってから気が付いた、、、


上部のコーナーとコーナーを繋げていないことを。。。チーン!


まあ、ハッチを取り付けるまでにカットしたらいいか。。。


『バウの修理(その51 クラッシュバルクヘッド下部の補強)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11971818750.html へ続く。。。