こんにちは。

コーチングと絵本で、

子育て&ママライフを思いっきり楽しむ人を増やす、

『欲張りママ養成塾』の田中めりさです。

 

 

メイドが逮捕されて、

警察には、

 

返せる金額によって、刑期が決まる。

 

 

と聞いていました。

 

盗まれたお金は、もう戻ってこないと思っていたので、

もしかしたら少しでも返ってくるのかも‼️

 

という期待と、

 

もし返ってこなくても、それだけきちんと御勤めしてくれるのであれば、

私たちの気持ちも収まるかも。

 

という期待があったのですが、

 

甘かった。。

 

 

 

フィリピンの実家にも送金したことが確認されていたので、

メイドエージェントが逮捕された事を伝えるため、

フィリピンの母親に連絡をしたら、

 

「そのお金はTOTOで当たったと聞いてた。」

 

とのこと。

 

 

どうやら返す気なし。

 

 

普通の感覚だと、

我が子が逮捕されて、お金を返せば刑期が短くなる。

と言われたら返すんじゃなかろうか?

 

しかも、それは保釈金とはまた別で、

そもそも娘が盗んだお金が自分のところにきていて、

本来自分たちのものではないお金。

それを、残っている分だけでも返そうよという話なのに、返さない。

 

ちなみに、逮捕直後にエージェントのところにメイドから連絡がきたそうです。

保釈金$12000(約100万円)払ってくださいって。

エンプロイヤーのお金盗んだ罪で逮捕されておきながら、

保釈金$12000払ってくださいって、

どんな神経してたら言えるのかと思うのですが、

まあ、そういう神経してたってこと笑い泣き

もちろんエージェントは激怒むかっむかっむかっむかっ

「誰がお前なんかの保釈金払うんじゃーーー!!!!」とね。

このエージェント、超怖いんですよ(笑)。

 

 

 

 

それで結局のところ、

逮捕から2ヶ月経ったある日。

その後、どうなっているのか全く連絡がこないので

夫が警察に連絡したところ、

 

「あ、3日後のフライトで強制送還するから、必要な書類だけ持ってきてー!」

 

と。

 

 

へっ?もう御勤め終わり?もう国に返すの!?

 

 

 

お金がいくら返ってくるとかそういうのは、

どうなってるの??

 

 

「警察の仕事は調べる事までだから。

ここから先、お金取り返したいなら裁判になるから、

あとは弁護士雇ってやってねー。」

 

ゴールドショップで買い物した事も、

外貨は近くのショッピングセンターで換金した事も、

実家に送金した事もわかっているのに!!!

 

ガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーン

 

 

シンガポールに住む日本人弁護士、

ローカル弁護士、何人かに相談してみましたが、

相手が相手なだけに、弁護士費用の方が高くつくから戦う意味ないよ。

 

と言われてしまい。

 

 

要は、

 

やったもん勝ちだったんだな〜笑い泣き

 

 

という事を悟りました。

 

 

【この事件を通して私たちが感じた事。】

 

彼女の部屋を隅から隅まで調べたけれど、

現金はもちろん、証拠らしきものもほとんど出てこなかった。

ゴールドショップの件もそうだけど、

必ず仲間か、手引きをしている人がいたんだろうな。

彼女1人の発案とは到底考えられない、用意周到さ。

 

普通の感覚でいけば、罪を侵して逮捕されて前科がつくなんて絶対嫌だけど、

彼女にとっては逮捕されたことなんか、大したことなかったのでしょう。

 

なぜなら、刑務所にいる間は衣食住が確保されていて、

恐らく、そう遠くないうちに出所できて、

しかも、国まで送り返してもらえる事を知っていたのかもしれない。

 

だから、お母さんだって娘のためにお金を返すということはしてくれず、

「あなた、もうちょっとの辛抱よ。あなたが少し我慢すれば、

あのお金は全部手に入るんだから。」

 

 

という事だったんだろうなと。

 

 

彼女がいつから、窃盗するような悪い人だったのかは今でも分からない。

もしかしたら、シンガポールに入国した時から、

タイミングを見て狙っていたのかもしれないし、

ひょんな出来心から盗み初めて、辞められなくなっちゃったのかもしれない。

 

 

最後、強制送還される前に、

彼女が国に帰るにあたり必要な書類があり、

それを夫が入国管理局に届けに行った時、

そこの担当者とちょっと話をしたら、

 

「もうね〜、こんなのいっっっっぱいいるんだよ!!」

 

と言っていたよと。

 

 

あー、、そうなのね笑い泣き

 

 

シンガポールで前科がついてしまった彼女は、

もう2度とシンガポールには入国出来ないはず。

 

普通の人だったら、次の就職先の心配とかって事になるんだろうけど、

きっと、そもそもメイドだった彼女にとっては、

そういう経歴はあまり関係なく、この前科もシンガポールにさえ入らなければ、

揉み消せちゃうレベルなんじゃないのかなー。

 

そもそも彼女は、

 

彼女の年収5年分相当のお金を盗んで国に帰って行ったので、

 

 

しばらく働かなくても、

働けなくても、暮らしていけるでしょう。

 

 

彼女のような人がフィリピンで、

 

「例えお金盗んだのバレて捕まっても、そう長いこと刑務所入る訳でもないし、

 数ヶ月もすればフィリピン戻って来られるわよ。」

 

 

と誰かに入れ知恵をすれば、

もちろん全員とは言わないけれど、

真似してやる人もいるだろうな〜。

 

というか、彼女もそもそもそう言われて窃盗したんだろうな。

 

 

だって、自分の年収の5年分のお金盗んでも、

2ヶ月で出所出来て、もう後終われないんだよ??

やっちゃいませんか!?!?

やっちゃうよね。

 

いや、普通の人はそれでもやらないのだけどさ。

 

 

はい、赤裸々なメイド話、

次回で最終回です(笑)。