ブォナ セーラー!!


干場です。


干場義雅オフィシャルブログ「オーシャンズ干場義雅のベリッスィモな毎日」Powered by Ameba


皆さん、メリクリな感じなんでしょうね~。

しかし、編集者にメリクリなど無い!!

と、言うことでブログを更新していますが・・・・。



今回も尊敬する服飾評論家であった、故・落合正勝さんの「男の服装術(カジュアル編)」についてです。


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長くなりますので、かいつまんで書いていきます・・・。

読んでみてくださいませ!




「カジュアル」という言葉は、もともとラテン語のCasualisで、「偶然の、何気ない、思いつき、意図せずに」という意味です。


それをアメリカ人が広範に用い、その中のひとつとしてカジュアルウェアという言葉が定着したのです。


馬車から鉄道へ移行したとき誕生した英国の田園服(リゾートウェア)に端を発し、アメリカ先住民族のアウトドア用衣類、アメリカ人の労働着、スポーツウェア、キャンパスウェアなど、軽く動きやすいさまざまな衣類が、カジュアルウェアの一因になりました。


これらの多くが、第一次、第二次世界大戦の戦闘服に応用されたのです。


戦後、アメリカがそれらを大量に放出し、また兵隊たちが故郷に持ち帰り平常服として愛用したことが、(現代的)カジュアルウェアの誕生につながります。




フムフム、なるほど・・・・。

また、世の中には、カジュアルなスタイルが似合う人と似合わない人がいるそうです。



スティーブ・マックィーンのスーツスタイルが目立った映画はわずかである。


マックイーン

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映画・ブリット のカヴァーより

かっくいいなー・・・。



彼もスーツスタイルが似合わない。

いかにも窮屈そうだ。

だからスーツを着なかったというわけではない、役者の質の問題であろう。

がちがちの法律家などという役は、マックィーンには似合わない。

飛んだり、跳ねたり、撃ちまくったり、カジュアルな役がよい。


法律家などという役は、クラシックなスーツスタイルに相場が決まっている。

故人になってしまったが、ジェイムス・メイスンの装いである。


と言うことでジェイムス・メイスン
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映画・華麗なる相続人 カヴァーより

タキシードがお似合いで・・・。



ジェイムス・メイスンには、カジュアルな役は似合わない。

カジュアルなスーツスタイルも似合わない。


例え殺し屋を演じたとしても、上から下までクラシックなスーツスタイルがよい。


ジェイムス・メイスンにジーンズとスニーカー姿など、誰もが想像できないだろう。

彼自身がカジュアルではないからだ。

ハリウッド映画は、そのあたりをよく心得ている。




なるほど~!!


カジュアルが似合うというのは、飛んだり、跳ねたり、撃ちまくったりするのが似合う人。

クラシックなスーツが似合う人は、法律家やお堅い人。


う~む、自分はどっちなんだろう???



ということで、次回に続く!

やっぱり焦らしか!!


チャオ!!