ブォン ジョルノー!!


干場です。


干場義雅オフィシャルブログ「オーシャンズ干場義雅のベリッスィモな毎日」Powered by Ameba

今年も残すところあと少しとなりましたね・・・。


今年は、このブログを開設したり、オーシャンズ の誌面をリニューアルしたり、Webオーシャンズ を強化(もうすぐ発表します!)したり・・・。

とても充実した年であるとともに、未来への礎となる年でした。


これもひとえに読者のみなさんがいていただけるおかげです。

どうもありがとうございます!


特に、このブログで、雑誌やWebだけでは表現しきれない僕の「スタイルへの思い」をお伝えできるようになったのが、本当に嬉しかったです。


僕やオーシャンズが目指すのは、やはり「スタイルの提案」なんです。

いたずらに流行に左右されることなく、自分自身のスタイルを築くこと。

これが、大人には大切なことなんじゃないかな、と思います。

若いころは流行を追いまくるのもいい勉強だと思いますし、大人になっても流行を取り入れるのは大切ですけどね!




僕が好きな言葉があるので、まずはそれをご紹介します。


「だから、お前さんは世間知らずだと言うのさ。」

「言っておくがな、胴衣でも、帽子でも、外套でも、流行などというものは人間様にとって何の意味もありはしないのだ。」


~ウィリアム・シェイクスピア「空騒ぎ」第3幕第3場より



つまり、何が言いたいかっていうと・・・。


時間の経過が明白に外見に現われるような流行のアイテムは、あまり意味を持たないってことなんです。

流行にとらわれすぎてはいけないんですね。



次の言葉も、僕の好きな言葉なのでご紹介します。


流行で身を固めた人たちは、

ファッションの奴隷であることを、

自ら宣言しているようなもの。


流行の本質は、絶え間ない変化。

変化であれば、変化したその瞬間から、

今までのモノは古くなり価値を喪失する。

1つのモノが古くなり、1つの新しいモノが誕生する。

これは流行の原則である。


クラシックスタイルを目指す人の、

一番の敵は、流行という現象だ。


デザイナーたちが手変え品替え編み出す流行は、

次から次へと金を費やすように仕組まれた巧みな罠であり、

クラシックスタイルとは何ら関係ない。


流行の恐ろしい点は、それが古く見えだすと、近い将来、

また買い替えなければならないような気持ちを

起こさせることである。


~『男の服装術 』 落合正勝・著 はまの出版 より



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と、今は亡き、ファッションジャーナリストの落合正勝さんも言っておられました。



僕は、ファッションという言葉よりも、スタイルという言葉が好きです。


ファッション(流行)は、変わっていくもの。

スタイルは、変わらないものだから・・・。


何もわからない若い頃は、僕もファッション(流行)を追いました。

さんざん、お金も費やしました。

(もったいないッスィモ~!!!)


でもね、今、現在の僕のワードローブの中には、そういう流行のモノは、あんまりありません。

結局、残らないんですね。


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だから、皆さんには、そういう無駄なお金を使わせたくないんです。


お金のある人なら、別ですよ(笑)。

でも、大半の方は、そんなにお金持ちではないはずです。


オーシャンズの世代、平均37.5歳の男性ならば、なおさらそうです。

例えば、妻もいて、子供もいれば、自分のために使えるお金なんてあまりないと思うんです。

自分のことは、大切な人たちを優先して二の次になるはず。


だからこそ、このブログを読んでいただいている方々には、そういう無駄な買い物をなるべくしてほしくないので、

僕自身が着て、試して、本当に良いと思えるもの、つまり「ベリッスィモ!」なモノたちをご紹介していきたいと、常々思っているのです。



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ファッションではなくスタイルについて次回詳しくお話させて頂ければと思います。


ではまた。


チャオ!!