ヴォン ジョルノ~!
さて、昨日は、休日出勤したのですが・・・・。
いつもブログを読んでいただいている読者の方から、とても考えさせられるご感想をいただきましたので紹介したいと思います。
(読者の方より)
ホッシーのブログを見て感じたことなんだけど、やっぱり何度もアクセスしたくなる。
何が面白いのかな~と改めて考えてみると、他のブログは(いっぱいあるから、一応、ファッション関連に限る)新製品やくだらない(!?)プライベートについて書かれているんだけど。
ホッシーのは、もちろんそういったものも取り上げるんだけど、物自体をフォーカスするのではなく、それを取り上げるに至った考えや背景を大切にしているからかな、と思った。
「自分をよく知る」とか、「髪は健康が一番」とか。
当たり前そうなんだけど、意外に心底それを理解している人は少なくて、それでみんな迷っておかしな方向に行っちゃうんだけど、それを啓蒙している、という感じ。
私も20代は髪を染めてかなり痛んだから、この5年くらいはカラーを止めたんだけど、先日やろうかなと思った時・・・。
ホッシーのブログを読んで、ふと我に立ち返れた。
服も自分が着るわけで、自身のプロポーションや顔つきを知った上で、ベースを整えることが大切だってことも。
時々、自分の軸がぶれそうになる時、「あーあ、いけない、こっちじゃなかった」って思える。
ホッシーの美意識はシンプルであって、奥深い。
そういった審美眼を持つ人はいそうで、いない。
正直、私は今のファッションモードの世界にはうんざり。
私自身、仕事柄、ファッションの世界にどっぷりつかっていながらも……。
ものの善し悪しを捉える時、「今のトレンドが反映されているか否か」が見方の中心に据えられる。
メディアにもそういった人がいっぱいいて、その人達が作る雑誌に読者も影響を受けて、服を選ぶ際にも「流行」がキーになってくる。
で、世の中、同じようなファッションをした人が溢れる……。
ホッシーのブログを読んでて思うのが、いやいや、そうじゃないでしょ!
基本は自分にあって、大切なのは自分がどう考えて服を着るかってことに気づきを与えてくれることが、他のブログとの根本的な違いであって、さらに世に蔓延しているつまらない商業主義の雑誌と一線を画すところだと。
もちろん、流行は楽しいし、ファッションに取り入れるのは大賛成。
でも、あくまでも取り入れるのであって、それには自分を知らないと、その取り入れる配分もわからない。
要は「自分を知ること」なのだと。
ホッシーのメッセージはとてもシンプル。
私なりに解釈すると、例えば、「白いシャツ一枚で自分をどう表現できるか」という言葉に言い換えられる。
私はこの一年週一で整体に通っているけど、服を着るベースの骨格を整えたくて。
人真似ではどうしようもできない自分しか持たない骨格だからこそ大切だと思ってる。
白いシャツが私らしく、そして誰よりもかっこよく着れるように。
ホッシーのファッションを見ていると、流行よりもホッシーらしさが全面に立ってるのは、やっぱり「考え」が基本にあるから。
女性も流行だけの視点ではなく、そろそろ大人になって、ホッシーの「考え」のように、自分の「考え」を形成して、
ファッションを楽しんでいけるといいのに、とホッシーのブログを見て思うところです。
という感想をいただきました。
どうも、ありがとうございました。
とてもとても褒めてくださってるんですが、やや褒めすぎで恥ずかしいですね・・・。
でも、僕自身としても、凄く考えさせられました。
僕がやっている、雑誌『オーシャンズ』での改造計画やにじいろジーンでのにじいろミラクルチェンジもそうですが、
「この人にはこの洋服が似合う!」
という理屈(考え)が必ずあるんですよね。
闇雲に、洋服を着せているわけではないんです。
モノには、すべて理由があります。
スタイルにも、すべて理由があります。
病気にも、理由があります。
本当は、今からでも、お医者さんになって、命を救うことができるのが一番素晴しいことだと思うのです。
が・・・・・。
今から勉強しても、僕はお医者さんにはなれませんので、僕が知っているスタイルや、美しいもの(ベリッスィモなもの)、そして洋服を着ることの楽しみなどを通し、皆様のお役に立てたらと常に思っております。
大昔、大好きになった女の子にふられたことがあり・・・(笑)。
やはり自分の考え方が甘かったのと、ダサかったのと、自身がなかったからだと、とても反省しました。
それからというもの、そんな彼女をいつの日か見返すべく、格好良くなりたいと思う日々が続き、僕なりにいろいろ学んだんです。
そういうことをイチから学ぶことも良いとは思うんですが、こと自分のスタイルを形成していくことに関しては、とても時間がかかることでもあるんですよね。
皆様の時間をかけなくても、僕のブログを見ればそうなれるように、少しでもお役に立つ情報をお届けできたら幸いです。
田舎に住んでる男の子が都会に出てくるのに、「何を着ようか?」と自信がなさげに悩んでいる人がいたら、
すぐにでも「自信を持って生活が出来るようにお手伝いができれば」と思っております。
僕の心の中は、「人を素敵にしたい!」この思いが、常にあるんです。
長くなってしまいましたが、今回は、この辺で。
ではまた!
チャーオ!