トンジギゲームが熱い!
去年末からトンジギ用に当社のcaptcha50HGと猛禽ジグの注文が凄かった。ありがとうございます!
ジグに関してはまた別記事でご紹介致します。今日はリールに関して紹介したいと思います。
トンジギに使われるリールは主に4タイプになります
1。昔からのスピニングスタイル
2。電動リールによる電ジグスタイル
3。スタードラグ式ベイトリールスタイル
4。レバードラグ式ベイトリールスタイル
まずスピニングスタイルは正直なところキャストしない限りわざわざ使うメリットがない
なぜなら、構造上スピニングリールの巻き上げ力はベイトリールに比べて極端に弱いです。素早く巻けなければ隣のラインを巻き込んでしまいます。
トンジギはキハダジギングと違って、ビンチョウがヒットしてもよほどデカそうな奴じゃ無い限り
船長の指示が無ければみんなさんはそのままシャクリ続けます。ゴリ巻きの勢いで寄せないと全員と祭ってしまいます。
周りのジグ、ライン、鉤、魚が全部団子になって大変な事になります。
電動ジギングは別ジャンルなので特に紹介する事がございません!
現状ではスタードラグリールのトンジギ使用率が一番多く、大手メーカーが作ってるリールなので信頼性と知名度で多くの釣り人に使われてます。
ワンタッチでクラッチをきれ、ハンドルを巻けばクラッチが自動的に入りとても便利です。
しかしスタードラグリールの弱点は”ドラグ力”と巻き力”です、
巻き力は確かにスピニングリールよりトルクが有るがレバードラグリールに比べるとかなり弱い。
下のスタードラグリールの心臓部写真見て説明します:
星型ドラグレバーを回せば①の金属プラートが下がり②のカーボンディスクを抑えます、その結果間接的にメインギア③を押さえることになり、そこでドラグ力が発生します。
④のピニオンギアはスプールと一体型ですので、魚が引けば④が連動されて回ろうとします。しかし③のメインギアがドラグ力が発生してます、そのドラグ力で魚を止めます。
そのドラグ力を強くする為に③のメインギアが大きければドラグディスク①と②も大きくでき、より強烈なドラグ値が得られます。しかしギア比を保つためにピリオンギアも大きくしないといけなくなり、限られてる空間中でドラグディスク径を大きくして限界ドラグ値を引き上げる事は無理があります!
とんでもなく大きなバランス悪いリールに成ってしまいます。
じゃあ
レバードラグリールはどうなってる?
上図は当社のcaptcha50HGの一部です
①②はドラグディスク、③左右各一枚はカーボンディスク、④はスプール
①と②で④を挟みます、ツインドラグシステムです、車のディスクブレーキの構造に似ってます。
①と②を動かす装置は下図⑥のドラグレバーです。
⑥を押すと①と②の挟む力が増します、逆にレバーを手前に引くと挟む力が緩みます。
ツインドラグ構造とクロスカーボンディスクワッシャーのおかけで滑らか且つ強烈なドラグ値を得られてます。
上図のように同クラスレバードラグリールのドラグディスク径は圧倒的にスタードラグリールのより大き、
おそらく市場販売中の大型スタードラグリールのドラグディスクでも
当社のcaptcha50HG(上図右スプール)のドラグディスクより小さいです!もちろん発生する最大ドラグ値に差が出ます。
ドラグ力はcaptchaシリーズに敵いません!
50HGのドラグディスク径は60HGナローに敵いません!
上図captcha60HGナローのスプールは50HGより大きく、ドラグディスクの差も一目瞭然、
テコ原理でcaptcha60HGナローのドラグ力より強く発揮します。
ドラグ力の余裕が有れば巻き力にも反映されます!
巻き取り時空回りするならドラグを強くすればゴリまきできます(pe破断範囲内)
上図のように50HGと60HGナローのスプール幅が同じぐらい、ワイドスプールの超深海用captcha60HGより60HG
ナローの方がライン回収時にラインメンディングが大分楽です。
上図のように
レバードラグ設定するときにレバーを「通常使用位置」に合わせてドラグダイアル回して設定します、例えば5kgに設定します。
ジグ投下時「0ドラグ位置」に入れます、着底してからレバーを通常使用位置に入れ使います!
リールのドラグ性質上スプールが静止状態から回り出す瞬間ドラグが一番効きます、その後滑り出して段々ドラグ力弱まります。
レバードラグの場合は通常使用位置で魚に引っ張られてドラグが滑り出すと仮定します、そのときに通常使用位置からワンクリック最大値方へレバーを入れます、すると滑ってるスプールに圧を加わえ(ドラグ値を増やす)魚にプレシャーを与える。
このぐらいならスタードラグリールもできるじゃないかって思いますよね?!
そうです!スタードラグもドラグレバー回して最大値まで持って行く事が出来ます。
スプールが滑り出すと少々ドラグを絞ってもラインが切れません(初期設定が間違いなけらば)
ただファーストランが終わって安心してそのままやり取りすると
次に魚が走り出す瞬間にラインが切れるリスク増します!
なぜなら、上記赤い字を思い出してください!
魚の次の突っ込みに備えてドラグレバー入れた分戻さないとラインが瞬時に出ません。切れます!
スタードラグリールってその操作出来ますか?
ガシャガシャと星型レバーを回して初期ドラグ値に戻せますか?
無理ですよね!?
ビンチョウマグロはマグロ中でも比較的に無力な部類です。だから初心者の方、女性の方達も気軽に狙える。
トンボ狙いでタネトンに出会う可能性あるし、運が良ければキハダマグロにも出会えます。魚の引きの強さは段違いです!
恵まれるチャンスを手にする為に機動性高くドラグ強いレバードラグリールを使えばゲームが易しくなります。
クラッチ付きスタードラグリールの便利さを選ぶか
レバードラグのドラグの操作性と強さを重視するかは
釣り人の選択自由です!
めっちゃ上手い方でスタードラグリールで誰よりも素早くマグロを寄れるならそれで良いじゃ無い?セーフ!
早く巻かないとみんなに絡みますよ!
船長の頭が痛くなります![]()
最後にトンジギでキャプチャ50HGか60HGか悩んてる方に
captchap50HGとcaptcha60HGナローの違いご紹介します、
上図
captcha50HG
ラインキャパpe3号500m(トンジギには足ります)
pe4号370m(ゴリ巻き仕様)
MAXドラグ値:20kg(トンジギに余裕)
一回転巻き取り:107cm(高速ジャーク対応可能)
ギア比:6:1
自重:500g(女性の方でも持てる軽さ)
パーミングカップ径: 6.8cm(手が小さい方に優しく)
50HGの海域に合わせた使い方:
pe1.5号を600mで日本海底物狙い、赤ムツジギング
pe2号を600mで日本海全魚種、太平洋側中深海に
pe3号を500mでトンジギ、平政、カンパチ、底大物狙い
pe4号を370mで浅場大物狙い、トンジギゴリ巻き仕様
⚠️captcha50HGで本格的に大型マグロ狙いにはラインキャパ足りませんのでおすすめしません。
上図
captcha60HGナロー
ラインキャパ:
pe4号600m(ゴリ巻き仕様)
pe3号800m(ラインキャパ重視)
MAXドラグ値:25kg(キハダマグロに最適)
一回転巻き取り:105cm(高速ジャーク対応)
ギア比:5:1(巻きが軽い)
自重:570g(市場大型ジギングリール中最軽量)
パーミングカップ径:7.9cm(手の小さい方にキツイ)
60HGナローの海域に合わせた使い方:
pe2号1200mで
中深海深海全般、キンメ、あこうダイ、黒ムツ狙い
pe3号600m−800mで
トンジギ、キハダマグロ、底大物、青物全般
pe4号600mで
本格的にキハダマグロ狙い、底大物狙い
pe6号400mで
ライト系泳がせ流用もできます。
スタードラグリールは便利だけど、レバードラグリールに慣れれば操作性も悪くありません。
ドラグ性能と巻き力を考えば試してみる価値あるかも。










