僕が漁師に転身した時に静岡県伊東市に
身を置いたが、伊東市には伊東温泉競輪が
あった。その頃から、僕は競馬には興味が
あったが、競輪に関しては全くの無知。
選手の名前など、一人も知らなかったかも
知れない。
地元、愛知の豊橋には、豊橋競輪がある。
初めて一人暮らしを経験することになった
浜松市から地元へ戻る時に、過ごした
アパートが豊橋競輪場の近くであった。
しかし、本場開催で行ったことがあるのは
わずか2回だけ。初めて行ったのは当時の
職場の先輩と待ち合わせてのことだったが、
時期的に寒い上、予想もサッパリ。
僕には競輪のセンスは皆無だと痛感した。
千葉にいる、現時点で別居中の妻が競馬
よりも競輪派で、テレビで中継が偶然
流れていた時に、多少なりとも勉強には
なった訳だが、その中で僕の目に止まった、
いわゆる今で言う「推し」の選手が、愛知
出身で静岡に拠点を置く、深谷知広だ。
嫁から聞いたような気もするが、本人は、
ファンではないと言う。まぁ、今更と言うか
別にどうでもいい話だが。
深谷知広の、「逃げ」はさることながら、
「まくり一発」が、実に美しい。ましてや、
車券を持っていたならば、心から清々しい
気持ちになれる。
一方で、不振時にはあっけなく後退して、
大敗することもあれば、予定していた開催を
欠場となってしまうこともある。そんな
コンディション不良も、選手には付き物。
その中でも奮闘し、時には低評価を覆して
穴を開ける、ということもあるのが、また
魅力の一つだ。
熊本でグレードレースを勝ち取り、年末の
競輪グランプリに名を連ねることができる
であろうか。深谷知広選手に期待したい。