ボッチャと出会うことが出来、今の自分が存在していると思います。

某スポーツセンターで、体育館の一般開放があった時に初めて触れたところから始まりました。

スタッフや利用者の人達、親子とも一緒にボッチャをやって、

いろいろな人達と繋がりの裾野の幅を広げてくれたこと、そして作ってくれた『ボッチャ』。


障害者スポーツと触れ合うようになった小学4年生から中学の前半ぐらいまで、

様々なスポーツ(車椅子バスケや卓球、水泳など)やっていった中で、自分の持つ障害によって体力的に難しいと判断しました。


ボッチャは手が使えない人も含め、重度障害を持つ人達に夢や希望を与えてくれる競技であるということ。

体験してみて感動し、『これなら、僕も選手になれるね^_^』と想ったことがきっかけです。   更に、続けていくことに連れて、

小学6年の頃に行われた東京アジアユースのポスターを見て、本格的に選手を目指したいと決心しました。


最後になりますが、僕の心を変えてくれた忘れられない言葉を頂きました。小学4年の頃に車椅子生活となり、挫折し、母親と長野に行った時ですが、

夜、フェンス越しにテニスコートを覗いて眺めていると、車椅子の方がプレーしているところを見かけました。

声を掛けてくれた時『諦めなければ夢は叶う』と温かいお言葉を頂きました。

当時は、これまで歩行が出来ていた日常から、車椅子を常に使う生活に変化し、自分には何も出来ることは無いと思い悩んでいました。

その時に、車椅子テニスをされてる方から、自分の心を変えてくれたお言葉を頂けたからこそ、今の自分が存在するのではないかと感じています。


様々な人生観を抱えた方達がプレーする障害者スポーツの中で、特にボッチャは重度の障害を抱えながらでも、諦めず、夢に向かって突き進むことが出来るスポーツだと感じています。とは言うものの、中には進行性の障害を抱えた方達もいらっしゃり、時間が限られた中で人生賭けて競技をしています。

このコロナ禍の約2年もの間、大会が行われなかったことは、僕らにとって、大打撃。


ただ…僕は、、

今後とも重度障害者にとって、

夢や希望を与えてくれる競技で、あり続けて欲しいです❗️