僕は犬派なんですけれど、他の家族は全員猫派…
我家のワンコは赤ちゃんの時はリビングで飼っていました。
でも・・・・・それは遠い昔のこと…
少し大きくなってからは昼間は庭で夜は玄関でという生活だったのですが、
猫がだんだんと力を持つようになり、常時、庭で飼われるようになってしまった…
外は寒くて可哀そうだから、昨年の冬に犬小屋が中に4つくらい入る犬小屋を手作りで作ってあげた。
その大きな犬小屋の中に普通の犬小屋を入れて、布団を入れ夜になると湯たんぽも入れてあげる。
でも猫のために…不憫だ…
僕は猫を飼うことを反対したんだけれど・・・・・
最初は子供が拾ってきた死にかけた子猫から始まった。
教育上、捨ててきなさいとは言えずに、元気になるまでという約束で飼い始めた子猫。
しかし生死を彷徨いながらも元気になった猫は、なおさら家から出せなくなってしまった…
そしていつのまにか犬と猫の立場が逆転…
その猫が子供を産んで今では5匹もいる。
その最初の親猫の親の名前はココ。
子供を産んで家の中から庭へと出て行ってしまった。
いつも庭にいる。
寒い時など家に入れても、他の子猫たちがまとわり付くのが嫌らしく、玄関のドアをガリガリと爪をたて、上手にドアを開けて庭に出て行ってしまう。
それを見ている子猫たちも今では大きくなってきて、リビングのドアや次男の部屋のドアを開けてしまう。
不思議と上手に開けることができる。
ドアノブにジャンプしてノブを何度も肉球で擦っていると勢いがある時に開いてしまう。
リビングのドアノブは回すタイプじゃなくノブを下に下げると開くタイプなのですぐに開いてしまう。
夜寝ていると、いきなりプリンターがガチャガチャと動き出すことがある。
何度も何度も・・・
電気を点けると猫がプリンターの上でゴロゴロしている。
勝手に入ってきてプリンターのスイッチを入れ動かしてしまう…
そんな夜中に悪さばかりする猫よりやっぱり犬が好きだった…
それなのに、ある時テレビの映りが悪くなり、屋根に上った時のことだ。
高所恐怖症の僕は梯子を使い恐る恐る屋根に登ろうとしていたら、いつも庭でノンビリしている親猫のココが来た。
そこで不思議なことがあった。
脚立を伸ばした梯子だったので少し短めで屋根に上るのは難しい。
まず玄関の上の屋根に上り、そこからその上の瓦の屋根の上に手探りで登らなければならなかった。
我家は平屋だが屋根が高い。
隣の家は二階家だけど、高さはそれほど変わらない。
そんな屋根の上へ上るのに玄関の屋根の上で手探りをしながら奮闘していたらココの鳴き声が聞こえてきた。
僕が上ろうとしている屋根の上で呼んでいるようだった。
何度も手探りで手を伸ばしても良い所に手が届かなかったが、ココが鳴く所に手を伸ばしたら掴める所があった。
その後もアンテナの場所へ行くことが分かっているように、後ろを振り返り振り返り、安全な場所を通りアンテナの場所まで連れて行ってくれた。
そしてアンテナをいじっているとココが僕の足に身体を擦り寄せ、終わるまでずーっと傍にいてくれた。
作業が終わり、ココを見ると僕を見上げていた。
僕はその場所で腰を下ろし煙草を吸った。
いつもは煙草を吸うと離れていくココだけど、その時は僕の横に寄り添ってずーっと僕を見ているようだった。
屋根の上から庭を見下ろすと、我家のワンコもお座りをしながら僕の方を見上げていた。
僕はココに「ありがとうな!」と言って屋根を下りはじめた。
そうするとココも一緒に下りはじめ、今度は僕の前を歩きはじめた。
そうして梯子に足を伸ばすんだけれど上からは見えないところに梯子はある。
覗きこまないと見えない梯子に足を伸ばすんだけれど届かない。
腰から下を宙吊りにしないと届かないんだけれど、すごく怖い。
梯子の上部を足で探してみるけれど中々当たらない。
そこでココがニャーニャーと横で呼んでいるような仕草…
僕は少しずれてココの場所から足を伸ばすとすぐそこに梯子があった。
梯子を下り出した僕を見つめるように僕を見つめるココ。
地面に着くまで見つめていたココは、梯子を片付けて帰ってくると、庭のいつもの場所で寝ていた。
僕を心配して来てくれたんだ。危ないから付いていてくれたんだ…と実感しました。
犬派の僕の心の中でココは特別な猫!という感情が湧いた出来事でした。
それでもやっぱりワンコが可愛い。
でも以前より猫も可愛く思えるようになった。
どちらにしても、今では猫も犬も大切な家族です。
皆さんは猫と犬、どちらが好きですか?
猫が好きな人の方が多いのかな?