夏休み期間中は海に釣りに行かない事に決めたので、
さて その間どうしようかと思っていたら…


会社の先輩から、沖島に行ってみないかとのお話が…。



沖島(おきしま)
琵琶湖の有人離島。



島民は通勤通学に毎日船を使うとか、沖島に住む人々の暮らしぶりを昔 小学生の頃 授業で聞いた記憶がある。


その昔、
平家に京を追われた源氏武士の一部がこの島に落ち延び、生活するようになったのがきっかけで人が定住するようになったとかいう歴史のある島。


淡水湖沼の島に人が定住しているのは、世界的に見ても非常に珍しい例なのだとか。


滋賀に長年住んでるけど、そういえば一度も行った事が無い。




沖島でバスが釣れるかどうか調べても、
島の観光地とかグルメとか調べても、すごく情報が少ない。

けど、初の沖島上陸ってだけでも、
ちょっとした遠足気分って感じで楽しそうアップ



おじさん2人、夏の遠足釣行へ出撃!




本土側、堀切港まで徒歩3分の来島者用駐車場(無料)に車駐めて乗船。

片道500円船





沖島まで10分もかからない。

意外と近い。




初の沖島上陸アップ

のどかな港です。




港の漁業会館で、ビワマスらしき魚を捌いてる人がいる…!

ビワマスの販売とかするのかな?


また後で様子見に来よう…!



港近くにきれいなトイレ有。

自販機も島内に2ヶ所確認できた。




どこで釣れるのかよく分からないので、
とりあえず港の近くを散策。



一人のバスアングラーおっちゃん発見。

声かけてみる

「島のどこででも釣れるで。今年は60センチ後半を6本釣ってる。まぁ、運が良ければやけどな。。。」

「エエッ!60cm後半ですか!?」

「そうや、60後半や。運やけどな…(ニヤリ)」



…!??
60アップ??
の、しかも後半!?!?

を、6本も??



うーん…、
にわかには信じがたいサイズだけど…。



まぁ、初の沖島バス釣行、
デカバスの夢を胸に釣りを楽しもうグッ




島内の道は狭く、車は通れない道がほとんど。



島内の移動手段は、基本的に自転車や3輪自転車。


車は軽トラ1台(ナンバー無し)と、ゴルフ場でよくある電動カートを1台見かけただけ。




日陰側から釣り開始。




しかし、バスからの反応は意外と渋い。



足元には子アユ?ワカサギ?
ベイトフィッシュの群れ多数。



画像で見えるかな~?


島中どこへ行っても、ベイトフィッシュの魚影はかなり濃い。



場所移動の途中、すれ違ったおばあちゃんが持っていたビニール袋に、ビワマスが1匹入っていた。

今日のおかずはビワマスですか、いいなぁ。



景色がいいし、琵琶湖から吹く風も涼しくて気持ちいいキラキラ





信頼のネコリグやノーシンカーでじっくり探ってみるものの、反応は薄い。


意外と沖島バス難しいのか…?


ルアーを早巻き回収したら、ウィードの中からバスが数匹 ふわ~っと浮いてきた!



なのでノーシンカーをスイミングで引いてみたら、
読み通りククンッ!
っと来た!





沖島バス、すごくきれいな魚体グッ



パターンを掴んだら、いい感じのテンポで釣れるルンルン




サイズは20~30㎝だけど、
どれもコンディションのいい元気なバスで楽しいOK


スビナベで釣れたのは今回が初めてにひひルンルン





ふと、後ろの民家から出てきたおっちゃんが、湖に何か捨てた。




ビワマスのアラですね。

どうやらビワマスは島民が普通に食べている様子。


まぁ、変に観光地化ブランド化して価格高騰して、ビワマスは島民の口に入らない高級魚になってしまうとかいうのもおかしな話。


捕れたビワマスは島民が食べる。

これが昔から続く自然な姿なのでしょう。





ここでこのまま釣りを続けてもまだまだ釣れそうだけど、
せっかくなので場所移動。








小学校前ではサイトで子バスが釣れる。



猫がやって来て、行儀良くお座りして静かにおねだり猫



馴れ馴れしくニャーニャーしつこくおねだりしてくる猫は嫌いだけど、
この子達は賢いのでご褒美うお座



バリバリ音をたてて美味しそうに食べました猫あたま





カフェで小休憩。



カフェというか、ほぼ民家ですね。

自家製梅ソーダ、夏みかんソーダで休憩。









14時の船便で帰るまで残り1時間半、
さっき釣れた場所に戻ることに。





相変わらずスイミングのアクションに反応良好。


時々バシャッっと水面が騒がしい。

ノーシンカーを表層近くでチョンチョンっとダートさせると、
狙い通りググンッ っとルンルン




沖島バスは本当にきれいキラキラ


傷一つ無いきれいな魚体、
豊富なベイトをたくさん食べてるのか腹パン、
だからサイズの割には元気でパワーあるグッ




表層直下で釣れるって事は、トップでも釣れるのでは。


ポッパー投入、時間は13時。


夏の真っ昼間にトップで釣れるなんて話 聞いたことないけど、
ここなら釣れそう…。




そしたら本当にキタ!





サイズはどうあれ、この時間帯にトップで釣れるというのはスゴいなぁ…♪

ポッパーで2匹ゲットチョキ


同行者さんもトップで釣れて、13時40分  大満足で撤収。



この日は自分も同行者さんも、20匹以上釣れた♪


サイズは伸びなかったけど、きれいなバスや豊富なベイトフィッシュなど、
沖島の豊かな自然を満喫できて楽しかった~ルンルン




ビワマス売ってたらもっと良かったけど、そればかりは仕方ないにひひあせる