他人事ではなく
今回の東北大地震および津波の被災者の皆様、謹んでお見舞い申し上げます。
また不幸にもお亡くなりになった方々、お悔やみ申し上げます。
復旧には膨大な時間と労力が必要でありますが、足を止めなければ必ずその時がやってくるものと
信じておりますので、気を落とされませんように。
これを書く管理人もわずかばかりですが、募金に協力し、
よくお参りするお寺(ある仏教宗派の総本山です)にて、一日も早い復興祈願を掛けて参りました。
原子力発電所の被災による問題のニュースで持ち切りです。
人によっては、遠く場所で起こっているニュースのように思われるかもしれませんが、
京都府北部に位置します弊社にとっては、他人事ではありません。
すぐお隣は福井県若狭地方です。そこには原子力発電所が4ヵ所ございます。
福島第一発電所からの放射能漏れによって、住民の方々が避難なさっています。
もし、その若狭地方にある最寄の発電所で同じことが起こったら、私どもとて同じ境遇を辿るでしょう。
(弊社社屋も半径20キロ圏内にありますので)
そういう時に冷静な対応ができるか、政府も電力会社もそうでしょうが、我々もそれは同じです。
普段から必要な情報は、住民である我々のほうからも求めておくべきでしょう。
緊急事態になってから、ああだこうだと申し上げても遅いですから。
我々は生活に必要な電力をそこから供給されています。
そしてそこに発電所があることで、雇用も生まれていますし、その雇用がその又雇用も生んでいます。
地域を支えてもいるということです。
ですから、お互いそのことをよく理解し、尊重し合っていなくてはならないと思います。
今の、政府・東京電力・マスコミ間のやりとりは、どうもそれがないように見えます。
特にマスコミはいたずらに恐怖感を煽っているかのようです。
バラエティーショーではありません。そしてそれを咎める方もいないようです。
ともかく、被災地の方々には、なかなか大変なことかと思われますが、
少しずつでも希望を見い出していただきたいと思います。
そして私どもは、皆様の分も頑張って業務に励み、社会に少しでも貢献したいものです。
社長のコラム 第二回 「食材としてのなまこの歴史」その3
こんばんは。まだまだ寒いですね。
こちら、京都府北部では雪が降っております。
江戸時代、日本ではナマコは国内流通を禁じられたものの、
一部に嗜好者がいたこと、生食中心に食べられてきたこと、を
前回お話ししました。で、続きいきます。
生食が中心の日本に対し、そのナマコの輸出先であった中国では
乾燥させた干しナマコとして利用し、煮炊きなど調理をして食する
のが一般的です。
ナマコは、現地の言葉で『煎海鼠・海参』(ハイシュン・ハイサン)と言い、
現在に至るまで、精力剤・風邪防止薬・美肌効果(皺取り)、
抗老齢化(アンチエイジング)・生活習慣病防止薬などに効果
があるとして食されております
(日本でも体内の虫殺し、肝臓への薬効、痰の除去などに
効果があると言われてきました)
また、ナマコは和歌や俳句の題材にも選ばれています。
俳句では冬の季語とされ、
「生きながらひとつに凍るナマコかな」 (松尾芭蕉)
「安々と海鼠のごとき子を産めり」 (夏目漱石)
など、多くの文人・歌人たちにより様々な作品が残されています。
こうやって歴史にも登場するナマコではありますが、もっと召し
上がっていただき、良さを実感していただきたいと切に思って
参りました。これが、弊社 『漁師の子(なまこ) 』開発への
原動力 でありました。
弊社HP をご覧いただき、タブレット状になってとても摂取しやすく
なりました『漁師の子(なまこ) 』 を、一人でも多くの方に
お試しいただきたく思っております。
宜しくお願い致します。
社長のコラム 第二回 「食材としてのなまこの歴史」その2
(前回・・・その1 ・・・の続きです)
江戸時代には、ナマコは中国(清)への主要な輸出品の一つになりました。
干しナマコは、フカヒレ・干しアワビと共に、
「俵物三品(ひょうもつさんぴん)」
と呼ばれ、特に多く輸出されました。
ナマコを外貨獲得の手段として重要視していた江戸幕府は、日本国内
一般市場でのナマコの流通を禁止すると同時に、漁師に対しては
その増産を厳しく迫りました。
現代の日本と中国でのナマコ認知度の違いは、一方はかつて国内
流通を禁じられ、他方では広く食用として利用されたという社会的
背景があったものと思われます。
しかし、江戸時代の日本でも一部の公家・大名などへの献上品となって
いたことから、ナマコ嗜好者がいたものと思われ、レアな嗜好品として
好んで食べる者がいたと類推されます。
同時に、流通が禁止されていた理由と相まって、複雑な調理をせずに
生食による簡易的調理法で食する習慣が生まれ、そのために、
手の込んだ調理法が日本では発達しなかったのではないかと
考えられます。
(以下、次回に続きます)


