2022年10月30日に放送された、Kazunari NinomiyaさんがDJを務めるラジオ『毎週日曜日22時から二宮ワールド全開で放送されているBAY STORM』。
個人的にとっても心に響く言葉や、考えさせられる事が多くて、面白い回でした。
『我こそオンリーワーク』2通のお便りが、特殊な職業のお話ではなく、後輩育成についてと働き方のお話で、汎用性がある話題だったことが幸いしたのか。
にのから興味深い話がポンポン飛び出しました。
『大学に通いながら、塾講師のアルバイトをして、特に落ち込んでいる時にはデータ入力のアルバイトも入れて、考え事をする時間を無くすほうが楽。
でもその話をすると珍しがられます。二宮さんは珍しいと言われることはありますか?』というお便りを受けて。
ニノは「若い頃から休みはいくらあっても良いと思っていた」との回答。
でもそれを話すと「焦らないなんて、珍しいね」と言われる、という話でした。
ニノ曰く、「焦っても仕方ない。仕事がいくグループにはそれなりの理由がある。
自分たちなりを見つけなきゃいけないよなー、とぼーっとしてました」。
でもずっと近くで見てきたイタバシさんは「暇な時期なんてありました?」「ぼーっとしていたら今はない」と仰っていて、そうなんだろうと思うわけです。
しかしニノ自身は、のんびりしていた時期があった、危機感を覚えたことはなかったと認識しているらしい。
一方で「なんでも良いから仕事をください」と事務所に掛け合って、『硫黄島からの手紙』のオーディションを紹介してもらい。
台本になかった役をもぎ取ったんですよね?
そんなこんなを鑑みると、ニノは誰かの真似をするのではなく、自分らしさを磨くことで道を切り拓こうと考えていた。
だから周りに比べて暇だ・忙しいだという比較は無意味だと理解し、危機感を覚えたりはしなかった。
でも自分なりを見つけて、この世界で生きていこうと、模索は続けていた。
だから唯一無二の演技力や、ギャグではないお笑いのセンス、独特なゆったりしたMCのスタイルなんかを見い出して、誰にも真似できない・替えがきかない存在になったのかもしれませんねぇ。
「勿論、頂いたものは全力でやっていたので」
「一緒に仕事したいと言ってくれた人には、全力で応えようと思っていた」という影の努力は前提として、です
「自分のためにやっている仕事って、あんまり上手くいかないですよね。人のためにやっている仕事って、どんって、ごりって前に進めるけど」
「暇だから仕事したいって仕事は、やっぱり暇つぶしにしかならない」
「自分の利益のために仕事しても、自分が傷んでいくだけ」
という言葉は、真理な気がしています
アメリカとかでも、金融機関等のお給料が抜群に良い仕事に就いて、その分高額納税をし、多額の寄付をして、余暇にボランティアを積極的にして、高価でも環境に良い・奴隷のような労働力を使っていない商品を選んで購入する、という社会貢献の形が話題になったり。
職種ではなく、働く際に同僚や部下の労働環境を少しでも良くするよう努力するという働き方を、社会貢献として推奨したり。
色々な形の『自分のためだけではなく、人のためにもなる仕事』が意識されていますし。
このブログで度々登場する幸福を科学するサントス教授も、「自分の幸せは、人のためになることをすることによって得られる場合が多い」と仰っていますし。
自分の実感としても、全ての時間を自分に使うよりも、ボランティアとかに精を出した方が圧倒的に幸せを感じますし。
人のため…という言葉をここでは使っていましたが、ニノがよく『ジャにの』で「みんなぁ」とか「お友達」とか言う、漠然とした社会やコミュニティ全般にプラスになるよう心がけて仕事することが、結局は結果も着いてくる場合が圧倒的に多い気がします。
ニノの仕事ぶりや言動を見ていれば、自分のためだけでなく、ご家族のため・仲間のため・後輩のため・自分を応援してくれる人のため・会社のため・業界のため・日本のエンタメ界のため・ひいては日本の社会全般のため(それが世界のため)にも働いていることが感じられますが
こうしてはっきり言葉にしてくれると、自分自身にも言い聞かせることができますし。
ニノを追いかけていない方にも、彼の仕事のスタンスを知ってもらえる一助になるかもしれないですし。
にのの口から言葉として聞くことが出来て、ありがたく、嬉しいお話でした。
…実は、まだ微熱が下がらず、体調が万全でないので、今回は1つのお便りだけで失礼致します。
機会を改めて、もう1つのお便りについても書きたいとは思っています、非常に心に残るお話だったので。
今日の『ジャにのちゃんねる』も、その優しさになんだかジーンと致しました🎇
ニノを応援できて、幸せ〜