第44回 日本アカデミー賞の優秀賞が発表されましたね。
ニノが主演を務めた映画『浅田家!』が8部門を受賞。
優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀主演男優賞、優秀助演男優賞、優秀助演女優賞、優秀美術賞、優秀編集賞の8部門。
素晴らしいですねぇ〜。心に沁みる良作だったのでしょうね。
でも、残念な事に私が住むイングランドでは、去年からロックダウンが続いており。現時点でもいつ映画館が営業再開出来るか見通しさえ立っていない状況。
最短でもイースター(今年は4月4日)、長ければ夏まで営業できないと言われています。その為、一部新作映画がオンラインで提供されている他は、映画の公開が列をなして待っている状況。
私自身、2020年は『燃ゆる女の肖像』をオンラインで鑑賞(最高傑作!是非観るべし!!)。映画館で観れたのは『Wolfwalkers』のみです。
『浅田家!』は、海外でも関心の高いTsunami(東日本大震災の津波)を題材にしたヒューマンドラマな上に、俳優陣も実力派揃いということで、こちらもで上映されるかも?!と期待していたのですが。タイミングが悪かったかもしれません(でも諦めていませんが)。
そんな訳で映画自体を観ていないので、皆さんと同じようなテンションで受賞を喜べないのが寂しいかぎりです。本作はニノが大好きなことを抜きにしても、作品として是非観たいのに。
でも映画として興味があって観たいと思えるような作品に、ニノが出演してくれて凄く嬉しいですし。是非、最優秀賞にも多くの部門が選ばれると良いなぁ〜と願っています。
しつこいですが、私は単館系の地味な映画が好きです。だからか、人気アニメの実写化とか、人気小説の映画化とか、変顔連発のトレンディーな映画とか。それらは、それらで良いのですが、そういう映画ばかりになってしまったらつまらないと思っていて。
オリジナル脚本の『浅田家!』みたいな作品が頑張ってくれると、嬉しく思います。
1999年に興味を惹かれて『avec mon mari アベック モン マリ』という映画を、渋谷の単館映画館にふらりと観に行ったことがあります。その映画が凄く面白くて、大谷健太郎監督/脚本の作品を、『とらばいゆ』『NANA』と観に行きました。
中野監督も、脚本・監督を担当されて、個性的な映画を創られているようですね?(脚本は担当されていない映画も多いのでしょうか?)
どんな作風なのか、心底観てみたいです。
『浅田家!』、イングランドでも上映してください!