色褪せた壁に描かれていた
不機嫌そうなイチゴを
真っ黒に塗り潰す




滴れるペンキは蔓草に迷い
蟻が窒息してる




樫の木で作られた椅子の背には
数年前に死んだアイツの名前




そいつに深く腰を下ろし
霊薬の煙を肺に流し込み
ため息まじりに…




罪深い煙が行き着く先は
きっと天国




もうイチゴの花言葉なんて
覚えてない




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カルヴァリーは零落し
動かないままだった



あの丘に咲く花で作った
王冠を頭に下げたら
低い声で笑ってくれた



ゴルゴタの薄暮に吹く風も
何かに触れてないと
迷ったりするんだね…





ギターを抱え葉っぱ加えた
ヒッピーが罵る愛と平和



きっとソレは別のコトだと
カルヴァリーは首を傾げ



トゲのついた花輪を
ヒッピーのギターケースに
放り投げると後ろを向いた



ただ笑っていたのはケースに眠る
銀貨に彫られた横顔だけ



丘の十字架の下に咲くトゲの花も
風に揺れてるだけなら
寂しくなったりするんだね…





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☆ON THE ROAD☆-i.jpg





音も無く散る花は君の涙に似てる