エネルギー状態が無理なくキープできる余裕のある時間内で、充分にアカシックレコードの中で過ごしたら、アカシックレコードの中で受け取った情報を全て携えて、現実世界の自分の中に、そっと意識を戻してゆこう。

ゆったりとした呼吸の動きに合わせて、ゆっくりと、水面の上に浮かび上がってゆくような感覚で。エネルギーそのものの状態から肉体へのコネクトが、肉体側へと働きかけてゆくのを感じながら。

この時、エネルギーそのものの状態を視覚的に知覚する感覚が肉体の視覚側に多く混じりながら移行してゆく場合に、場のエネルギーを、グリッド状のものに知覚することがある。網戸の網のようなもので、常に微細な動きを続ける立体が出来上がっているようなイメージだ。この網にあたる部分に集中すると、それは視覚的にグリッド状のものとして知覚され、網目の間に集中すると、それは視覚的に粒子状のものとして知覚される。余談だが、水玉のモチーフで有名な草間彌生氏の、もう一つの作品モチーフは網である。