735 名前:漫画:ブラッドハーレーの馬車1/2 投稿日:2008/02/14(木) 19:41:27 ID:w/iCRn9J0
時機を逸した感じあるけど他板のストーリー教えてもらえるスレにあったので※胸糞注意

第1話

ブラッドハーレーという資産家が行っている聖公女歌劇団。
その舞台に上がることがその国のすべての少女達の憧れである。

舞台には毎年3、4人の少女達が新人としてお披露目されるが、
その少女達は国中の孤児院から毎年1人ずつ選ばれ、
ブラッドハーレー家の養女として屋敷に迎えられるという。

ある孤児院で今年選ばれた少女はダイアナ。
ダイアナはお世話になった先生にお礼を言い、馬車で迎えられ孤児院を出て行く。
彼女を見送ったあと、その先生は孤児院の裏庭で隠れて泣く。
それは、単純な寂しさによる泣き方ではないように見える。

ダイアナを乗せた馬車は、ある建物の前に着く。
それは高い塀に囲まれ、屋敷と言うよりまるで収容所か刑務所のように見える。
ダイアナは、連れられて狭い部屋に入れられる。
そこで彼女は、凶悪な表情をした数十人の男達に性的陵辱を受ける。

・・・ダイアナはそのとき、ずっと前から感じていた違和感を思い出す。
国中の孤児院から少女を集めるというブラッドハーレー家。
しかし、舞台に上がる3、4人以外の少女はどこへ行ってしまうのだろうか?

これは、国の長期服役者の性欲求や破壊衝動を抑え、
暴動や脱獄を防ぐために、仕組まれたことだったのである。

その頃、ダイアナの親友であるコーデリアは、ダイアナへの手紙を書いていた。
だが、その手紙をダイアナが読むことはあるのだろうか・・・


736 名前:漫画:ブラッドハーレーの馬車 2/2 投稿日:2008/02/14(木) 19:44:13 ID:w/iCRn9J0
第2話 スレが落ちてるのでここまでだけど

馬車に連れられて来てから3日目の少女、ステラ。
毎日続く陵辱や暴力に疲れ切って、簡素な部屋でベッドに寝ている。
ステラは壁に空いた小さな穴から、右の部屋に対して話しかける。
「プリシラ・・、プリシラ・・、今いる?」「いるわよ、ステラ・・」
プリシラはステラと同じ孤児院から昨年選ばれた少女。
プリシラの話によると、彼女は特別に所長に気に入られ、
1年前からずっと所長1人の「お務め」をさせられているという。

ステラの左手の指は全て折れている。
施設の囚人達によると、性的虐待だけでなく、 殺さなければ何をしてもいいと言われているという。
しかし、その「殺さなければ」という条件も果たして守られるかどうか。
ステラはプリシラから、1週間この苦痛を耐え抜けば
ブラッドハーレー邸に引き取られるという話を聞く。
ステラはプリシラの存在だけを頼りに、あと4日間を生き抜こうと希望を繋ぐ。

次の日、陵辱と暴力は次第に酷くなっていく。
男達の数が日増しに増えているようだ。30人、その次は68人。
おそらく、少女達が日毎に死んでいくので、
その分1人の少女に割り当てられる囚人の数が増えていくのだろう。
片目をえぐられ、両乳首を失うステラ。

6日経った日の夜、ステラは瀕死の状態で、プリシラにある事実を打ち明ける。
1年前、孤児院から選ばれたプリシラをステラは妬み、 プリシラのドレスを切り裂いたという事実。
「やっと言えた・・、1年間ずっとそれが言いたかった。ごめんなさい、プリシラ」
そう言うステラに、プリシラは「知っていた」と返す。
「気づいていた。だけど、ステラなら許そうと思っていた」と。
「ごめんなさい。ありがとう」、右側の部屋へ向かって、そう繰り返すステラ。

翌朝、ステラは死んでいた。処理班にかつぎ出されるステラ。
その部屋は建物の一番右側の部屋で、その右側に部屋は存在しなかった。


引用元:オカルト板「後味の悪い話 その82」
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/occult/1202058022/


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