いつも大阪商工会議所の貿易関係証明発給サービスをご利用くださり、ありがとうございます。 

 

先日、ある申請者様から、「貴所からダウンロードした原産地証明のフォーマット(窓口申請用のもの)を利用して印刷したのだが、印字が2センチくらいズレる。どうしたらよいか?」とお電話をいただきました。

 

そこで、改めて弊所で確認作業を行ったところ、提供フォーマットに問題があることが分かり、フォーマットの修正ではなく、作り直しを行うことといたしました。

そしてこの度「原産地証明入力フォーマット」を改善いたしましたのでご報告申し上げます。

これまで旧フォーマットを修正いただきながらご利用いただいていた皆様には、ご不便をおかけいたしました。

 

下記にて、旧フォーマットの問題点と新フォーマットのポイントをご紹介いたします。

※今回改善したフォーマットは、あくまで書類作成業務を支援するためのものであり、必ずしも新フォーマットをご利用いただく必要はございません。最終的なご提出書類に不備がなければ、どのような入力フォーマットでもご利用いただけます。
 
 

【旧フォーマットの問題点】

旧Wordフォーマットでは、入力画面上は正確に表示されていたとしても、印刷した際に「9.Declaration by the Exporter」(=宣誓者欄)の「Place and  Date」が必ず上方向に、7欄にまでズレてしまうという症状や、「Print ORIGINAL or COPY」欄の文字が枠線にかぶってしまう症状などがございました。

原産地証明フォーマット文字被り1

原産地証明フォーマット文字被り1

 

【新フォーマットのポイント】

  • すべての記述に対して、印字ズレを解消
  • 行間を調整して、1つの欄に記載できる文字情報量を増大
  • デフォルトフォントを「Garamond」に変更(同フォントはインクの使用量を圧縮できるとのこと)
旧フォーマットの問題点を解決するとともに、より利便性が高まるようセルやセル内の余白、フォントサイズ、フォントファミリー等に対して、かなり細かい設定を行いました。

【印刷方法】

(1)Wordの左上に表示されているリボンの中の「ファイル」をクリックし、「オプション」を選択

隠し文字の印刷非表示方法1

(2)メニュから「表示」を選択し、「隠し文字を印刷する(X)のチェックを外し、「OK」をクリック

隠し文字の印刷非表示方法2
※作成時に隠し文字が表示されていない場合は、(2)の表示画面から、「常に表示する編集記号」一覧の中の、「隠し文字(D)」にチェックを入れてください。
 
【ご注意】

多少の印字ズレがあっても申請書類を受理しますが、欄外への記載や文字被りで判読が難しい場合は、書類の再提出をご依頼させていただくことがございます。