真っすぐな気持ちで作らないと届かないと思った
flumpoolが、公開前から話題となっている、人気コミックを実写映像化した映画『君に届け』の主題歌「君に届け」を完成させた。
さらに年末には、大阪城ホールと横浜アリーナでのライヴも控えている。
彼らのさらなる飛躍が期待されるこの瞬間を、見逃す手はない!
●「君に届け」はとてもさわやかな仕上がりですけど、一生さんは作曲する際に、どういうことを考えましたか?
一生 「普段、曲を作る時って周りにどう思われてるかとか考える時もありますけど、 「君に届け」は、それこそ自分らしく真っすぐな気持ちで作らないと届かないんじゃないかなと思って、ある意味で原点に近いような曲になりましたね」
●隆太さんは、歌詞はストーリーを踏まえつつ書いていったんでしょうか?
隆太 「元々好きな漫画だったんです。人気があることは知ってたんですけど。 何故なのかは、今の若い世代の誰もが憧れてるものを提示してくれてるからだと思うんですよね。
ツアーを回ってて思ったんですけど、今の人たちは優し過ぎるなって。相手を思いやることはいいんですけど、逆に言うと人と距離を置いてしまいがちな危険性もあるなって。
それでも、人と接したいって思ってるんですよね。だからこそ純粋でいることは自分たちが憧れるし、歌詞もかなりストレートに書きました」
●元気さんは、どんなイメージでベースを弾きましたか?
元気 「真っすぐなんですけど、内にある躍動みたいな……ベースラインもそういうのが表現できたと思いますね」
●では、誠司さんのドラムは?
誠司 「一本調子にはしたくなかったんですよね。
奥の方から出てくる素直な曲になったと思うし、 昨年リリースのバラード「見つめていたい」とは、また違う素直さが出た1曲になったと思います」
アリーナでもちゃんと一人一人に届けたい
●最後に、年末のライヴに向けての意気込みを、お一人ずつ伺えますか?
隆太 「大阪城ホール自体が夢だったんです。大阪城ホールの前で路上ライヴもやってたから。あと、アリーナ規模でもちゃんと一人一人に届けたいと思ってます」
一生 「クリスマスってのもありますけど、スペシャルなライヴにしたいんで、最高のエンタテインメントをして、横浜と大阪のみんなをびびらせます!」
元気 「広いんで、これまで以上に射程距離を広げていきたいですね」
誠司 「期待を裏切りたくないかな。
年末の忙しい時期なのに、楽しみに来てくれると思うし、みんなで楽しめるのがいいライヴだと思うんで、そういうライヴができるように頑張ります」
インタビュー・文●高橋美穂
ひとこと~インタビューこぼれ話~
「たくさんの声が寄せられて(苦笑)」小変更されたジャケット写真にも注目!
このシングルでは、表題曲「君に届け」だけではなく、カップリングの「僕の存在」もぜひとも注目していただきたいところ。というのも、これはサウンドメーカー阪井一生が初めてピアノで作った楽曲なのだ。「ギターとは違って新鮮で、flumpoolの中でも新しい曲になったと思うし、自分でも好きです(笑)」と、本人も語ってくれた。さらに、毎作ジャケットでも魅せてくれる彼らだが、今作はその最高峰じゃないか!?と思って話を振ったところ、実は「たくさんの声が寄せられて(苦笑)」小変更になったということで、当日はPC上で決定版を見せてもらった(それでもかなりエモーショナルだったけど!)。経緯に関しては(http://www.flumpool.jp/single/kiminitodoke/ )をご覧あれ。また、インタヴューのタイミングは夏フェス行脚の真っ最中。その話をすると、「暑いのはなぁ」なんて口々に言っていたけど、数日後のROCK IN JAPANでは、灼熱の中でしっかり大勢のオーディエンスを盛り上げてくれていた。年末のアリーナ公演も期待して間違いないでしょう!