恋人がサンタクロースと思いきや横山やすしと見せかけて西川きよしと間違えて西川峰子の様な峰不二子。 | 株式会社ワークポートスタッフィング営業部紅一点・お年頃「オッチー」がお送りするラブログ「塞翁が馬」は、結構マメに更新する・・・かも

恋人がサンタクロースと思いきや横山やすしと見せかけて西川きよしと間違えて西川峰子の様な峰不二子。

二人の営業マンが卒業していき、落合は営業事務から一転、営業ウーマンに就任しました。
わたしをよく知る友人は、この事実にみな仰天。「オマエ、できんのか!?」と…。

なぜならオッチーは、例えば友達に「スノボーとかやってみようかな」って言おうとしたら、「スノボ…」までしか言ってないのに「首の骨折って死ぬからやめとけ」と即座に言われるほど、自他共に認める超インドア派。運動神経・体力0、“三度の飯より日陰が好き”なヘタレちゃんなのだからして、体力勝負の営業職が務まるのか、疑問に思われて当然なのである。

それにしてもまだ6月だというのに、Tokyo-Japanは暑い。
暑いでこれしかし。横山やすし風に言ってみても、暑いものは暑い。暑いのは、本当に苦手だ。こないだ、渋谷の街を歩いていて思った。
「この勢いで真夏を迎えたらわたしはきっと足の先から溶けてくる、そしてごま油になるの、やばいス、紫外線がやばいス、誰か、溶けて流れ出す前にわたしを瓶か何かに詰めてくれ頼む、わたしを瓶に詰めてって、わたしを…私をスキーに連れてって …?」
そこでハッと我に返る。あまりの暑さにちょっとやられかけていたようだ。
そんなわけで、わたしは日傘をさしながら歩き、決して急ぐことはない。「セレブ営業」ここに誕生である。

数年前わたしは、販売員としてアパレル企業に就職した。
営業は歩き回って足が痛くなるが、販売員もまた、相当足の痛い職業だった。デパートでにっこり笑って「いらっしゃいませ~」と言っているキレイなお姉さんも、実は内心「足痛ってぇ~」と思っている。経験した人間だけが解る。確実に思っている。
なんせ10時間以上は立ちっぱなし。すごくツライのである。でもわたしにはひとつだけ、その足の痛みも忘れられる瞬間があった。お客さんから、「あなたがいるから来た」と言ってもらえた時だ。店舗は都内に幾つもあり、買うだけなら他にどこでも同じ服がある。なのにわざわざ「新宿で見てきたけど、オッチーさんのとこで買おうと思って!」などと言って来てくれる方々がいることが、とても有難かった。

そんな自分のお客さんが増えてきた時、販売員として「買わせる」ことに抵抗を覚え始めてしまった。
それまでは、例えばお客さんが買おうか買うまいか迷っている商品を、技で「買わせる」ことができた。それが本当にその人の欲しいものかどうか、似合うものかどうかを考えなければ売上をあげることは簡単だった。でも、わたしを好きになってくれて慕ってくれるお客さんたちが増えれば増えるほど、そういう接客ができなくなっていった。

ある時、わたしと談笑したあと何も買わずにお客さんが帰っていくと、それを見ていた店長から「お客さんは友達じゃないんだから、買わない人には長く接客しないで。」と言われた。その言葉で、自分がアパレル業を選んだのは洋服が好きだったからだけど、わたしはいつしか洋服よりも人の方が好きになっていたのだと初めて気が付いた。
確かに販売員として優秀なのは、店長のような人なのだろう。プロ意識を持った素晴らしい人だった。けれど、同じ意識をわたしは一生持てないだろうと思った。

あれから数年経ち、こうしていま営業になってみて思う。
正直言うとこれからもわたしは、「幾ら売り上げた」とかそういう結果を見るより、人が喜んでいたり、笑顔になっていくのを、きっと一番のやりがいにしてしまう。業績の良い、いわゆる「デキる営業」にはなれないかもしれない。
それに、わたしはやっぱり暑い日に外を歩くのは、大嫌いなんである。そして足もすぐ、痛くなるんである。疲れたら多少機嫌も悪くなるし、「太陽死んじまえ!」とか、訳のわからない文句もたれるんである。上司も同僚も「本当に大丈夫か?」と言った。それでもわたしは営業になった。

いろんな意味で、本当に大丈夫なのか今は何も解らない。
でも販売員だったあの日足の痛みを忘れられたように、暑さも疲れも吹き飛ぶような素晴らしい瞬間に、きっとたくさん出会えると思っている。

体力は無い。あるのは、もっとたくさんの人に会い成長したいと思う気持ちと、“人”を好きだとおもう気持ちだけ。
でもその気持ちと、「助けてやるからやってみろ」と言ってくれた同僚への感謝と、小刻みな休憩(重要)があれば、わたしは大丈夫なんじゃないか。そんな気がします。

やっちゃいます。やっちゃいますよ、ええ、わたし。