川の流れに身をまかせ | おっちゃん日和 -皆殺しじゃぁ-

おっちゃん日和 -皆殺しじゃぁ-

毎日が8月31日です。

本田美奈子さんが亡くなりました。

オレと同い年だったのね。

他人事とは思えません。

TVや映画の出ている人たちは、

いつもオレたちの前にいるので

考えようによっちゃとても身近な存在でして・・・。

オレが思うに、

“死”

というのは必ず誰にも訪れる。

というか、生まれた瞬間から

死に向かって走っていくわけで、

人それぞれそのスピードが違うだけで

公平不公平なく誰にも訪れるモノ。

人間のゴール地点。

そう解釈しています。

合掌。



こんな時になんですが、

前々から話している、

オレの終着点の話なんだけど、

最近、“川”というモノに

非常に惹かれている。

といっても、山間を悠々と流れる大河とか、

さらさら流れる小川ではなく、

街の真ん中を流れる川。

別に運河でもいいわけで。

街の中を流れる川には、

当然のことながらたくさんの橋が架かって、

その橋の上をこれまたたくさんの人や車が走っていて、

何かその川の流れ、橋の上の人の流れ・・・。

そんなことを考えると、最近とても落ち着いたりして。

夕方と夜の境目の時間の

街の電飾と、紺色と赤紫色の空の色、

橋の上を駆け抜ける車のヘッドライト、テールランプの色、

ほんのわずかな時間だけど、世界で一番キレイナ瞬間だと思う。


あと何年後かのリタイアの暁には、

どこかの街の中を流れる川の畔に、

居を構えて過ぎゆく時間を楽しみたいと思う。