珈琲 その2
以前、このブログの私の記事である「珈琲」に予想外に色々な方がコメントしていただいて本当ありがたくおもいます。
m(_ _)m
お酒を飲まない私にとって珈琲は数少ない憩いの嗜好品です。
特に萩原珈琲は私にとって青春の大きな部分をも占めています。
19歳のころ、もともと珈琲が好きだった私はバイト先の先輩に連れられて六甲道の「むね珈琲店」にはじめて足を踏み入れました。
萩原の豆を使ったおいしいお店があると紹介されてのことですが、以来、23年間にわたって私はこのお店に通い詰めることになりました。
とにかく、暇があったらこのお店のカウンターに座ってました。すると次から次へと常連のお客さんが来るので、そこでおしゃべりしたり、ご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりと、全てがそのカウンターを中心に動いていた感じがします。
ひどいときには朝の9時に行って開店の準備を手伝い、そのまま夜10時過ぎの閉店の準備を手伝ったこともあります。
珈琲がおいしいだけでなく、お店の人も、お客さんもみんな個性があって楽しい人たちでした。
そのお店に行けば必ず知った人が来て楽しく過ごせる、そして、カウンターに座れば知らない人でも気楽に話すことができる、そんなお店でした。
ここで、色々な人と出会い、色々なことを学びました。私にとって本当にかけがいの無いお店でした。
そんな「むね珈琲店」も今はもうありません。阪神大震災後も店長はがんばって店を開けていたのですが、いろいろな事情があって、店長が東京に引っ越すのを機会にお店は別の人が引き継ぐことになり、「むね珈琲店」は閉店となりました。
非常に残念でした。
店長はその後東京青山の骨董通に別のお店を開いていたのですが、そこも締めてしまい、もう連絡も取れません。これも残念です。
先日学芸大前の「平均律」に行ってきました。
そこにはその「むね珈琲」と同じ雰囲気がしっかりとただよっていました。
そこで飲んだ「マンデリン」。思わずジーンときてしまいました。
少し離れているのが残念ですが、またポチポチと行ってみたいと思います。
もし、どなたかが「平均律」に行ってカウンターに座ってボーっと本を読んでいるか、考え事をしている銀縁めがねのおっさんがいたら、それは私かもしれません (^◇^)