5月27日(日)、快晴の空の下、幕末の志士も愛した歴史豊かな京都伏見の地を京都女子大学名誉教授・大國義一先生と共に巡りました。

 

10:00に京阪「伏見桃山駅」に集合し、先生を含め総勢18名で出発。

 

最初の訪問地は御香水で有名な御香宮神社。

表門は旧伏見城の大手門だそうです。

正面4つの蟇股は中国の故事に因んだ彫刻で

向って右から「楊香(ようこう)」「郭巨(かくきょ)」

「唐夫人(とうふじん)」「孟宗(もうそう)」

 

門をくぐると正面に見えるのは彫刻の美しい拝殿が。

寛永2年(1625)徳川頼宜が石鳥居とともに寄進した割拝殿です。

 

 

拝殿の奥には慶長10年に家康が再建した本殿がみえました。

 

鳥羽伏見の戦いにおいて御香宮神社は薩摩郡の屯所になりましたが、

次に訪れたのは新選組や会津などの幕府軍が陣取っていた伏見奉行所跡です。

 

 

浄土宗の寺「源空寺」の二層の鐘楼門も伏見城の城門を改造したものだそうです。

 

 

 

次に訪れたのは伏見で最も古い神社であるとされる「金札宮」

 

拝殿前の樹齢1000年を超えるモチの木が圧巻でした。

 

「金札宮」のすぐ前には薩摩藩ゆかりの「大黒寺」が。

庭には金運の水という霊験あらたかなお水が湧いていました。

奥には境内墓地に寺田屋事件で犠牲になった

有馬新七ら薩摩藩勤王志士のお墓もありました。

 

本日の昼食は、大手筋商店街から少し外れた、のどかな住宅街に佇む

地元伏見で愛される隠れた名店「伊で乃」

一品一品手の込んだお料理で、ゆったりと贅沢な時間を過ごしました。

食事の後は龍馬通りを通って、「寺田屋」へ。

坂本龍馬が京都で定宿にした寺田屋です。

当時の建物は鳥羽伏見の戦いで焼失し、その後再建されたそうですが、

幕末の匂いを感じさせる建物でした。

 

 

 

歴史の香りいっぱいのお部屋で、龍馬やおりょう、お登勢さんのお話や、

寺田屋事件、坂本龍馬殺傷事件についての説明を受けました。

 

 

次はお酒が試飲できると皆さん楽しみにしていました「月桂冠大倉記念館」です。

奥の酒蔵「酒香房」でスタッフの方の説明を聞きながらもろみ発酵の見学をしました。

利き酒をして、純米酒のお土産もいただき上機嫌で、次のお寺長建寺へ。

深紅色の土塀が印象的なお寺です。ご本尊は八臂弁財天。

門の中は新緑が美しい緑のトンネルでした。

長建寺を出ると、河川敷に降りて、濠川(ほりかわ)沿いに伏見港に向かいました。

アジサイが美しく、緑いっぱいの中森林浴にもなりました。

 

 

時々十石舟が通る風景も風情がありました。

最後は伏見のパナマ運河と言われる、三栖閘門(みすこうもん)。

1929年(昭和4年)に建設され宇治川と濠川との4.5メートルほどの水位差を

上下させて調整し船を行き来させていたそうです。

残念がら資料館は閉館間際でゆっくり見学できませんでした。

 

現在も残る水門横で。

予定通りの17:00にここで解散し、全員で近くの中書島駅まで歩きました。

5月にしては暑い日でしたが、お天気に恵まれ、史跡と自然を満喫した一日でした。

 

<参加者感想>

●何度か来ていますが今まではぐるっと回っただけでした。今回は先生の説明があり、行く先々が全部興味の対象になりました●伏見の商店街も楽しい。水の歴史、お酒の歴史(大倉記念館)の歴史も興味深かった。にこやかな先生のお話も大変勉強になりました●伏見にこんなにたくさんの見所があったのに驚きました。個人でなかなか知れないところを散策できて、とても楽しい一日を過ごせました。ありがとうございました●非常に盛りだくさんで伏見の歴史と町の史跡が勉強になりました●日頃行けない寺社へ行けてとても楽しかったです。又参加させていただきたいです●寺田屋に行きたかったので幕末の舞台にこれて興味深かったです●食事はとても美味しく、サービスもGOOD!●本や映像で知っているところが見れてよかった●料理はそれぞれがおいしかったが少し塩辛かった。お酒にはよく合いました●魚が苦手と伝えていたら、自分だけ、すべて魚以外のメニューに変更してくださり、大変おいしくいただきました。

 

次回は秋に予定しています。好うご期待!

 

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