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Ocarina Cafe[オカリナ談話室]というグループがあります。
先日そのメンバーの方からご紹介を受けて
オカリナリレーエッセイというコーナーに書かせていただきました。
オカリナとの出会いから、
オカリナの小部屋をはじめた動機などを
簡単に書かせていただきました。
こんなに文章を綴ることは過去にもないので、
記念に画像も加えて
ここにも残しておくことにしました。
拙い文章ですが、
宜しければご一読ください![]()
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[リレー・オカリナ・エッセイ]2025.12.14
荘司千鶴さんよりバトンを引き継がせていただきます、オカリナの小部屋という楽譜と伴奏を配信している小さなたweb siteを主宰しております、たかおみと申します。
小学生の頃から文章を書くのは大の苦手でした。
おかげさまで今年古希を迎えましたが、さてこの年になって多少はまとまりのつく文章が書けますかどうか…
頑張ります!
悩みましたが、オカリナとの出会いからオカリナの小部屋を立ち上げた動機などを、簡単に綴ってみようと思います。
森の音オカリナ
私自身のオカリナ歴はそんなに長くありません。
オカリナを始めたきっかけは、「妻と共通の趣味を持てたら楽しいだろうな」と思ったことでした。
10年ほど前にがんが見つかり、闘病のためそれまで40年近く勤めた音楽制作畑から退きました。
住まいも横浜市内から伊豆の山に移し、がんセンターで治療を始めました。
その頃から治療の合間にリフレッシュを兼ねて毎年夏と冬は妻と、学生時代スキーで慣れ親しんだ長野県白馬村で過ごすのが通例になりました。
白馬村の大出公園という白馬岳が美しいロケーションの公園を散歩していた時のことです。
澄んだ音色のなんとも心地よい調べが聴こえてきて、誘われるままに音を辿ると、一人の初老の男性がオカリナを吹いておられました。
オカリナの音を聴いたのも、見たのもそれが初めてでした。
白馬村に工房のある「森の音」というオカリナだと教えてくださいました。
妻もすぐにその音に魅かれたようです。
探していた妻との共通の趣味…それが見つかった瞬間です。
以外にも身近なところにあったことに驚きました。大好きな音楽は私にとってずっと仕事であり、趣味の枠からは完全に外れていたことに気がつきました。
白馬村 大出公園より白馬岳
翌日工房にふらりとお邪魔した私たちを、お出かけまであまり時間がないにも関わらず、「森の音」オカリナ作者の横澤功氏と奥様が暖かく迎えてくださり、何も知らない私たちに分かりやすく素材から持ち方、音階、種類など丁寧にご指導くださいました。
ただ、その日は横澤さんにレクチャーと演奏予定が入っておられたので、一時間ほどお邪魔しただけで、妻のAC管を1本オーダーさせていただき、横澤邸を辞しました。
それ以降、年に2度は「森の音」工房横澤邸にお邪魔しては、根掘り葉掘り半年ほどの間に蓄積した疑問や奏法、謎などをお尋ねし、横澤さんもご面倒だったと思いますが、お忙しい中、貴重な時間を割いて実に誠実にわかりやすくユーモアも交え、楽しくご指導くださいました。
「森の音」工房にて、横澤功氏と
数年前から妻が「誘オカリナ・いざないオカリナ」というオリジナルのオカリナの製作をはじめましたが、横澤さんから手ほどきをいただいて段々と形になってきました。
誘オカリナ・ミニ・オカリナ(オカリナペンダント)
その頃、私に今回リレーエッセイのバトンを預けてくださった荘司千鶴さんからのご紹介で、厚木の七沢近辺の公園内で開催された国井さんの小さな演奏会を聴きに行く機会がありました。
国井さんはご存じの方も多いと思いますが、長年湘南オカリナフェスティバルをプロデュースされ、惜しくも来年で最後になりますが、熱海起雲閣梅のコンサートなど、幅広くオカリナ愛好家の方々に演奏の場を提供してこられました。
コンサートでは様々なジャンルの曲が披露され、オカリナの響きに魅了されました。
それをきっかけに国井さんのお導きのままに、未熟な演奏ながらフェスティバルなどで楽しませていただいてまいりました。
2017'湘南オカリナフェスティバルにて
2025'湘南オカリナフェスティバルにて(キンメダイ)
森の音オカリナが手元に届けられ、程なくして妻が伊東市で知り合いの方々と、オカリナ・サークルを立ち上げました。
妻からサークルで練習する簡単な楽譜の作成を依頼され、やがて高齢者施設などへの訪問演奏などもさせていただくようになり、レパートリーも増えて行きました。
それまで仕事として音楽に携わっていた私はビジネスなので当然なのですが、携わることになった作品をよりベストな形で制作し提供することがすべてでした。
お恥ずかしい話ですが、がんが転移してステージ4となり、翌年の花見が出来るのかも見通せない状態になったその頃初めて、自分が出来ること=音楽でほんの僅かでもいいから何らかのお役にたてることはないかと、考えるようになっていました。
そんなある日サークルのメンバーさんから、楽器店でオカリナの楽譜を探すのだけれど、吹きたい曲は曲集の中の1~2曲なので躊躇する…という話を耳にしました。
幸い音楽業界に在籍していた当時、作曲や編曲を行っていたのでJASRACの正規会員でもあり、音楽出版社などにも知人がいて権利関係のシステムも熟知していました。
また、プロデュースや編曲ワークなどで担当する作品のRecording作業は、一般的な外部スタジオでの作業後、自宅に持ち帰って整理したり手を加え、また翌日外部スタジオに持ち込んでダビングやMixdownなどの作業をする…というローテーション作業が時間面でも効率的だったため、ProtoolsやPlugin、Outboardなどの業界標準のソフトや機材関連も自宅スタジオに所持していたので、自宅で録音作業などはすぐに再開できる状態でした。
これらのアイテムが再び今役立っています。
長くつらい治療を乗り越えられたのも、
妻と愛猫「にゃー」のおかげ![]()
『週刊誌のように手頃な、オカリナ楽譜セットを作ろう』と思い立って、オカリナの小部屋をはじめることになりました。
芸術的なアレンジを施すことは他の方にお任せして、1曲単位で気軽に手に取れて楽しんでいただける、楽譜ピースと伴奏音源のセット。そんなのがあれば、オカリナライフのお供として楽しんでいただけるのではないかと。
音楽出版社の知人にアイデアを相談したところ、使用料の支払いなど面倒な事務的作業を一切代行してくれるということで、JASRACにも登録しているPIASCORE楽譜ストアを配信委託先として紹介され、細々とですが始めて今年6年目になります。
リクエストなどもお寄せいただくようになり、配信楽曲も350曲ほどになりました。
偏にご利用くださるオカリナ愛好家の皆様のおかげと感謝しております。ありがとうございます。
まったくのマイペースですが、演奏して楽しんでいただける…
そんな幸せな波動を感じながらもうしばらく続けたいと思います。
そして今年、はじめてイベントを企画、開催させていただきました。
『みんなで午後のひととき・オカリナコンサート』というタイトルで、静岡県伊東市で200人ほどの小さな会場ですが、全国から20組近くのオカリナ愛好家の皆様にご参加いただき開催させていただきました。
伊東市は人口6万人弱の小さな田舎町で、高齢化が進み文化的な娯楽も少ない町です。施設への訪問演奏などを通して、オカリナの音色が心地よいと親しみを感じてくださる方からの声をいただきます。今回のコンサートは地元のテレビ局のニュースや番組などでも放送され、オカリナの普及に大きな助力をいただきました。
みんなで午後のひととき・オカリナコンサート
2025.11.8
2026年、ファイナルとして『もう一度だけ・午後のひとときオカリナコンサート・ファイナル』として開催させていただくことにいたしました。
2026年1月17日から『オカリナの小部屋』ホームページ上で参加のご応募を受け付けます。道路も狭く、交通の便なども充実してはおりませんが、伊豆へのご旅行がてらにでもご参加いただけると幸いでございます。もちろん、観覧も大歓迎です。
つらつらと思いつくままに羅列してまいりました。最後までお読みくださいました方には感謝申し上げます。
ありがとうございました。
私のバトン、次にはフェスティバルなどでのオカリナ演奏はもちろん素晴らしいのですが、とっても可憐なオカリナのアクセサリーを数多く製作されている『蘭にゃん』さんが引き継いでくださることになりました。きっとキャラクターそのままの、楽しいお話をしてくださると思います。楽しみにしたいと思います。


















