2024年3月17日(日) -1 ~ +5℃ 、くもり / みぞれ。

 

 今回は札幌ドームの話です。

 

 北海道の話なので、スル~してもらっても (^.^) 。

 

 

 

 数年前からエッセイ本を図書館でよく借りて来る。

 

 一個一個の話が短く、面白く、寝る前に読むのに最適!

 

 先日、手に取ったエッセイは北海道の人が書いた日々雑記誌。

 

 北海道新聞朝刊に2016~2018年の3年間「朝の食卓」に作者が掲載していたコラム

 

 をまとめたもの。

 

 読んでいると、作者は書き始めは札幌ドーム社長、途中で退職であることが分かった。

 

 札幌ドームの話は9話だけだが、日ハムの新球場の話も。

 

 社長だから仕方がないのかもしれないが、どう読んでも日ハムに対して上から目線。

 

 現在、大幅赤字で解体もと云われている「札幌ドーム」。

 

 日ハムの去ったドームがどうなるのか。

 

 上層部は予想できなかったのか。

 

 北広島に決まった時点で慌てず、

 

 移転の構想があった時点で、日ハムともっと親身に話せなかったかと思う。

 

 このコラムを読むと今更ながら余計にそう思うのです。

 

 本音なのでしょうが、日ハムを心配している場合ではなかった。

 

 まあ、今は引退して他人事なのだろうが・・・。

 

 Ocarina-y

 

 

 『 北海道新聞「朝の食卓」から 』

 

 近年、最大のお客様であるファイターズさんが新球場を建てるという話が持ちあがった。

 

 自分の家を持ちたいと思うのは当然のこと。それは尊重されるべきだろう。

 

 札幌は、年間累積五メートルもの積雪がある特殊な地域だ。

 

 ここで民間のドーム球場を運営するのは、とてもコストがかかり大変だと思う。

 

 夢は夢として描き続けながら、リーグ優勝五回、日本一は二回というこれまでの札幌ドーム

 

 での実績を評価して、ドームを本拠地に末永く北海道のチームとして愛されてほしいと思う。

 

 ( 2017.6.23「朝の食卓」北海道新聞 )

 

 

 ファイターズ球団が新球場を建てる構想が発表されてから、もう一年半になる。

 

 さらに最近の報道では、球団は札幌市に対し、真駒内地区について提案してほしいと

 

 要望しているようだ。どうして札幌市が提案するのだろう。

 

 なんか変だなと思う。

 

 札幌ドームは多目的施設であるため、使い勝手に問題があると云う。

 

 私はこの六月まで札幌ドームの社長をしていたが、野球を楽しめないほどの欠陥があるとは思えない。

 

 傾斜が急だと指摘された階段も、北広島に通ったり、また真駒内公園まで歩いたりすることを考えると

 

 まだましだ。

 

 新球場は誰にとって必要なのか。

 

 札幌市民は大きな負担を背負ってまでして、本当に新しいドーム球場を必要としているのか。

 

 ( 2017.11.21「朝の食卓」北海道新聞 )

 

 

 北広島で新球場の建設が始まっている。

 

 天然芝の新球場では、重機などをグランドに居れるコンサートのイベントは難しく、野球だけなら年間

 

 70日前後の稼働とならざるを得ない。

 

 しかし、それでは経営は成り立たないであろう。

 

 もちろん、すべての結果を実施主体である企業の責任で完結するのなら、何も言うことはない。

 

 しかし、北広島市のように自治体が大きな負担をし、北海道が道路整備のために多額の税金を投入する

 

 のであれば、新球場の経営の永続性や安定性に道民が関心をもつのは当然だろう。

 

 民間事業の大きな施設が経営に行き詰まり、自治体が後始末をしている例がたくさんあるからだ。

 

 私の心配が取り越し苦労であることを祈っている。

 

 (これは日付が載っていませんでした。)

 

 

 

 今週ヤフーニュースに毎日のように札幌ドーム記事が