さっそく、やっていきましょう。


(完全オリジナル指導のつもりですが、だれかも同じことを教えていたら、それは、同じく、かぶったということだとご了承ください)


まずはオカリナを吹かずに、

自分がトゥと声で発音できるか確認。


トゥと発音ができなかったら、前歯の裏に、舌を当て、ツと発音する

これたけでいいです。


トゥという発音に対して、発音しづらいので吹きづらいなどの混乱をしてるなら、

「歯の裏に舌当てツ」をやって、(それを声には出さず)オカリナで吹いてください。

それでちゃんとタンギングになるので。


ここを習得できたら、今度はツを伸ばしていきましょう。

ツツツツではなく、ツーーーです。


一つ一つの音の、最初だけ「舌当てツ」です。

ツーと言えない人はあまりいないと思うので、

ツーーの舌の動きのまま、オカリナを吹きましょう。



タンギングができる人は、こんなことを書いてアホかと思うでしょうが、トゥが言えない人がいます。

その人は、「タンギングはトゥーの発音」と基本的な教えを受けてもなかなかできません。

本当に、全く、できない人のために書いてます。


で、音を変える時に(指穴押さえを変えるとき)に、また舌当てツです。そしてそのままツーと伸ばします。

音が変わるたびに舌ツを使ってください。


やってはいけないことは、

ツーゥ、ツーゥ、ツーゥと音ごとに区切ることです。 


これだと微妙に休符が入ってます

これは楽譜にないものですし、曲として美しくはないので、やってる人はなるべくやめましょう。  


やる人の例)涙そうそうで


ふーゥ、るいーィ、あーァ、るゥばーァ、むーゥ、めくーゥ、りぃーィ、


と一音ずつ息がぶつ切れ、

なおかつ、一音ごとの音の終わりをフォール(音程が下がり消えてく)するので、

ため息か息切れで

吹いてるみたいでしたが、

その方はちゃんと先生について習ってるので、何も言いません。


この吹き方してしまったり、タンギングの理解ができない等、

なんで起きるかというというと、

リコーダー音楽教育導入世代と、

ハーモニカ音楽指導世代との

ギャップではないかと…、

…いう話を次回します。


先程の、ため息ぶつ切れオカリナは、ハーモニカでは成り立つ奏法なのです。