リフォームとか、建物の改修(塗り替えも含む)って、一般住宅もビルやマンションも同じだと思っていませんか?
実は似て非なるものです。
そもそも、」構造が違いますので、耐久性に対する考え方や改修に用いる技術が全く違うのです。例えるならば、家のスワンボートを直すのと、大型客船を直すのぐらいの違いがあります。
スワンボートを直す職人がいくら集まっても大型客船は直せません。でも、色を塗るぐらいは出来るでしょうし、何となく「出来る」と自称している人たちを連れて来れば、出来たような感じにはなります。でも、現実にはまともに出来ません。
「出来る人たちを集めてくればどうにかなるのでしょう?」と思うかもしれませんが、それは違います。確かに、各職人さんの中で大型物件の工事経験がある人たちを連れて来れば、その人たちが出来る部分は出来るでしょう。でも、どこまで出来る人たちを連れて来ればよいのか、スワンボートレベルの人では分からないのです。
表面的な物は少し気が利いた営業マンなら分かります。
でも、本質的にどこをどう直して、そのためにはどの類の職人を連れてきて、そんな工事を支持すればよいのかが分かるようになるには、厳しい工事監理をいくつも経験し、実地で覚えるしかありません。
例え原価でも、建築屋さんが請けた公共の改修工事を丸ごと数十件経験しないと無理でしょう。。。群馬のような田舎ではそれだけ経験するのに10年以上はかかります。。。。
身の丈以上の工事を請けてしまう若い人達に工事を発注してしまった消費者が哀れでなりません。安いのかもしれませんが、5年経つと、その残念さが際立ち始めます。そんな物件に今日は出会いました。お客さんが気の毒で、気の毒で、どう報告すればよいのか分かりませんが、真実を告げるしかないかと思っています。
「私たちは『職人集団』です!」とか、「職人直で中間マージンカット!」とかうたっている、創業年数が浅い会社には本当に注意してください。広告などの心地の良い言葉に騙されてしまうと、大きな損をすることとなります。気を付けましょう。。