押尾学のホステス変死事件 遺族の怒りと政治家・大物警察OBによる捜査への圧力
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芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
押尾学被告の麻薬取締法違反の罪に関する初公判が10月23日に開かれた。世間の注目は、すぐに26日に開かれた酒井法子の初公判に移ってしまった感じだが、事件の"悪質性"から考えたら、押尾事件のほうが考察するに値することは間違いないはずだ。
その初公判だが、押尾によって見殺しにされたと言える銀座ホステスの田中香織さんの遺族が「押尾はすべて、娘のせいにする」と言っていたように、押尾は公判でも「クスリは香織さんから勧められた」という供述を変えることはなかった。それどころか、体調が急変した香織さんを置いたまま、ほかの場所で合成麻薬を身体から抜く画策をしていたというのだから、あまりの身勝手さに開いた口が塞がらない。
裁判は、起訴内容に沿った麻薬使用のみについての審理。香織さんの変死事件については検察からの追及もなかった。そのことを受けて公判後は、香織さんの件について「押尾の再逮捕はない」とか「あっても在宅起訴」「いや、書類送検で終わり」などといった噂や憶測が飛び交っている。その根拠は、この事件の影に、押尾のスポンサーであるパチンコ・パチスロ卸大手「フィールズ」の山本英俊会長や、下着通販会社「ピーチ・ジョン」の野口美佳社長がつながる、政治家や大物警察OBの存在がチラついているからだ。
山本、野口は、自らに累を及ぼしかねないことから、捜査当局に圧力をかけて変死事件の真相を握り潰したいと考えているかもしれない。だが、実際には現時点では、圧力は現場にまで届かず、捜査一課の捜査は粛々と進んでいるようだ。したがって、押尾の再逮捕は判決後に訪れると筆者は信じている。というのも、押尾は任意の事情聴取で、香織さんの体調が急変した後、意識がなくなるまでに30分以上の時間があったことを認めているからだ。
これは、保護責任者遺棄致死罪にあたる。法廷で押尾は「香織さんにクスリを勧められた」と証言しているが、そのクスリは一体、誰が持っていたものなのか? 香織さんの自宅の家宅捜索ではドラッグの類が押収されているが、捜査当局はこれも押尾が香織さんに預けていたものと見ているという。
さらに押尾は、ロサンゼルスから7月29日に帰国したと証言しているが、ロス滞在中の押尾に呼ばれて渡米した元ホステスが写真誌で「クスリを飲まされて、死にそうになった」と告白している。そのクスリは合成麻薬だった可能性が高い。帰国時にこのクスリを持ち帰ったことも考えられるのではないか。
捜査一課は、押尾がドラッグ中毒だったかに焦点を絞って、押尾が出入りしていた銀座や六本木のクラブ関係者から、徹底的に事情聴取を重ねており、それを立証できる証言者を確保したという話もある。
今回の初公判には、傍聴券を取得するために、香織さんの銀座の仲間たちが100人以上並んだと聞いた。ホステスやスタッフの押尾に対する怒りを感じる。それだけに、香織さんの変死事件は、圧力で真相が握りつぶされるようなことがあってはならないのだ。
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その初公判だが、押尾によって見殺しにされたと言える銀座ホステスの田中香織さんの遺族が「押尾はすべて、娘のせいにする」と言っていたように、押尾は公判でも「クスリは香織さんから勧められた」という供述を変えることはなかった。それどころか、体調が急変した香織さんを置いたまま、ほかの場所で合成麻薬を身体から抜く画策をしていたというのだから、あまりの身勝手さに開いた口が塞がらない。
裁判は、起訴内容に沿った麻薬使用のみについての審理。香織さんの変死事件については検察からの追及もなかった。そのことを受けて公判後は、香織さんの件について「押尾の再逮捕はない」とか「あっても在宅起訴」「いや、書類送検で終わり」などといった噂や憶測が飛び交っている。その根拠は、この事件の影に、押尾のスポンサーであるパチンコ・パチスロ卸大手「フィールズ」の山本英俊会長や、下着通販会社「ピーチ・ジョン」の野口美佳社長がつながる、政治家や大物警察OBの存在がチラついているからだ。
山本、野口は、自らに累を及ぼしかねないことから、捜査当局に圧力をかけて変死事件の真相を握り潰したいと考えているかもしれない。だが、実際には現時点では、圧力は現場にまで届かず、捜査一課の捜査は粛々と進んでいるようだ。したがって、押尾の再逮捕は判決後に訪れると筆者は信じている。というのも、押尾は任意の事情聴取で、香織さんの体調が急変した後、意識がなくなるまでに30分以上の時間があったことを認めているからだ。
これは、保護責任者遺棄致死罪にあたる。法廷で押尾は「香織さんにクスリを勧められた」と証言しているが、そのクスリは一体、誰が持っていたものなのか? 香織さんの自宅の家宅捜索ではドラッグの類が押収されているが、捜査当局はこれも押尾が香織さんに預けていたものと見ているという。
さらに押尾は、ロサンゼルスから7月29日に帰国したと証言しているが、ロス滞在中の押尾に呼ばれて渡米した元ホステスが写真誌で「クスリを飲まされて、死にそうになった」と告白している。そのクスリは合成麻薬だった可能性が高い。帰国時にこのクスリを持ち帰ったことも考えられるのではないか。
捜査一課は、押尾がドラッグ中毒だったかに焦点を絞って、押尾が出入りしていた銀座や六本木のクラブ関係者から、徹底的に事情聴取を重ねており、それを立証できる証言者を確保したという話もある。
今回の初公判には、傍聴券を取得するために、香織さんの銀座の仲間たちが100人以上並んだと聞いた。ホステスやスタッフの押尾に対する怒りを感じる。それだけに、香織さんの変死事件は、圧力で真相が握りつぶされるようなことがあってはならないのだ。
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