私の考えるリーダーシップ | Just Little Things

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今学期学んだリーダーシップ論と私の反省の話をします(Student Governmentに関して)。



Student Governmentはリーダーシップ能力の育成に重点を置いている。今までも何度かLeadership Conferenceという”どうやってリーダーシップをとっていくか?”ということを教授するイベントもありました。

基本的にStudent Governmentはみんなリーダーシップ能力のある人たちが集まっているので、いろいろ勉強になります。



ただ、私は”リーダーシップ”というのは表に一人でどんと立ち、指示を出し、引っ張っていくというイメージだったけれどもそれは違うと思った。

そういう人はただ団体の中でのポジション的な「指導者」。


私の考えとしては、いいリーダーシップをもつ人というのはただ引っ張るだけではなく周りを見て、時には裏に回り、必要なときには表にでて主張する、と柔軟に自分の役を変えられる人だと思う。


表で人に指示をだしている人だけが”リーダーシップ”を保持しているのではない。


いいリーダーシップとは協調性を保ちながらも自分の意見をだして、責任をもって行動することを意味するんじゃないかな。

ひとつの団体のなかで、表立った指導者は一人でいいけれど、バランスを保っている限りみんながみんなリーダーシップを持った人間でもいいということ。指導者以外がみんな操り人形である必要はない。


Student Governmentなんかはみんながグループの中で良いリーダーシップを保持し育成している。





基本的に良いリーダーシップをとる要素は世界共通だけれど、やっぱり重きをおく点は文化によって違うなと感じた。

それは、日本でいうリーダーシップとアメリカのリーダーシップは違う。


日本では団体を”まとめる”アメリカでは”引っ張っていく”ことに重きを置く。



これは教科書で以前読んだのだけれども、そもそも民族的な特徴に基づいているもの。

日本、韓国などのアジア、そしてラテンアメリカの文化はCollectivistic culture。

北アメリカ、ヨーロッパなどの欧米諸国はIndividualistic culture。


たとえば日本では、団体行動、協調性、相手の意見、人との共同作業の成功に重点を置いて行動するけれども

アメリカの場合は、個人の成功、自己主張、自分の行動の責任がベース。


そしてアジアは、相手が言葉を発しなくても動作や言動の前後関係で、相手のことを察することを必要とするHigh context culture。

一方、欧米はそういうことを必要としないダイレクトなLow context culture。


こういう要素が混ざり合って、若干異なる点もあるのだなと思う。






ともかく今学期学んだ自分の反省点と、以後の人生の課題は良いリーダーシップをとれる人間になるということ。


自分は今学期、Student Governmentのメンバーの中でも、指示待ち人間だった。

それを言葉の壁のせいにはしたくないし、失敗を恐れないでもっと自分から積極的に行動・発言しなければならなかったと反省。分からないときは何度でも人に聞く勇気も大切。




社会に出ても、就職・仕事をするなかでリーダーシップ能力は必要だと思うし少しずつでも改善していきたい。




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