やられたらやり返す、倍返しだ!
読んだ人は堺雅人のモノマネで
無意識に表現していましたか?笑
イスラエル関連のテロの報道を見ると
報復の意味合いのリベンジがズシンと
重くのしかかってくるのだが
日本人は気軽にリベンジだ!と使う
おそらく西武時代の松坂投手が
ヒーローインタビューで発言して
そこから流行語になり世間も使う
こういう流れだった気がします
負けたり、失敗したら使う言葉で
リベンジしたいですねと気軽に
あまり深く考えずに(おそらくは)
スポーツ選手が発した言葉で
流行して一般化した日本の言葉
本来のリベンジの意味のフレーズとは
わけが違うのを改めて思い知る
簡単に使っちゃいけない言葉で
日本は平和ボケで甘いと言われるか
というか、どっちつかずで決断できず
中立的な立場を取ることも多いのも
日本の国民性なのでしょうけどね
でもヘタすると暴走しかねない
過去があって、その挑発に乗ったら
取り返しつかないほど、同じ過ちを
自分たちでは止められなくなるから
政治家あたりはこのへんかなり
ナーバスになり慎重に言葉を選ぶ
最も強い言葉で抗議すると
テンプレのように使い回すけれどね
でもいつまでも中途半端にいると
お前もほらやれと促されて
相手を指差し、あいつ殴れよと
それでも日本は我慢してごまかし
及び腰でも、後方支援のみに専念
やっぱり繰り返したくないんですよ
一度スイッチ入って失敗した国の過去
どうしたって、踏み出してしまったら
止めることは難しくなるのだから
特に自分の意思と関係なく惰性で
動く流れを止める強い意志や
決断力を圧倒的に欠く国民性だから
エンタメやスポーツ、日常において
気軽にリベンジする気持ちになるが
やられても一歩引いて抑えておく
そうすることで怒りを増幅させない
ひとつの手でもあるんでしょう
ただ日常の鬱憤は溜まる一方で
ケンカせい、戦え、日本人ナメんな
その気勢をあげる声も出るはず
難しい立ち位置にいるのだが
やられても相手に冷静にさせ
時間をおくことで落ち度を相手に
気づかせる間をおく意図も大事かな
ネット上は過激になりがち
売り言葉に買い言葉ってのが
発動しやすくなってるからこそ
これは世界中国を問わずですが
冷静にあえて、相手の前に立たずに
少し時間をおく気持ちの余裕、余白
必要な事なのかもしれませんね
多様な意見があるからこそ、戦う前に
話し合うのを忘れてはならないのかな
これは日常で平和ボケしていても
大事な事なんじゃないかなと