大谷の記者会見を見ていて
なるほど、と思ったことが。
直訳と意訳の違いっていうのかな。
場合によってうまく変えて伝えること。
一平ちゃん(上は知らん笑)の
通訳が素晴らしいという記事
アレもあったけど、大谷本人が
口にした別の話なんですけどもね。
ちょっと、ん?って思ったのは
エキサイティング=「興奮する」
って言葉を大谷から聞いたとき。
ドジャースに来てなんちゃらって
最後にいま興奮しています的な。
コメントがあったんですけどね。
やっぱニュアンス違うんじゃ?
日本語のいまの興奮ってイメージは
いま、あまりよくないでしょ?笑
性的な興奮、高まりみたいなものや
少し我を忘れてる感が強いのかな。
興奮して◯◯するということの
イメージが悪すぎるので、現代は。
テンション上がるとか、ワクワクとか。
ニュアンス的にはそっちに近いのかな。
楽しみだ、面白そうだ、やる気や意欲が
自然と出る、みたいな感じなのだろう。
大谷自身も後者のエキサイティングで
感じていて頭に浮かんだんだけれど
エキサイティングを興奮する、って
日本語に変換してしゃべってしまった。
って、ワタクスは思っているのだが。
ワタクスは外国語を喋れないので
なんとも言えませんけれども。
あのへんは難しいんでしょうね。
ワタクス自身も自分でできるのは
地元の方言と標準語。
ただこれもね、意外と標準語慣れすると
戻すのに脳内の回路づくりが大変でね笑
特にアクセントなんかはね、
自分の脳内で、あえて方言だよと
方言でしゃべる音感を脳内で鳴らし
意識させてから、しゃべる。
光の速さくらいでワンクッション
置いてしゃべっている感覚がある。
わかるかな笑、これは地方出身で
東京出てとか、別の方言や標準語に
触れた人の言語スイッチングみたいな話。
日本語の感覚と英語の感覚
脳内が英語でイメージする物事を
日本語に単語で習った直訳で
変換すると妙な違和感が出る。
身振り手振り、態度まで違うこと
ニュアンスがまるで変わってくることが
やっぱり多いんだろうなって思う。
ワタクスも方言話してる自分と
標準語話してる自分って違うかな笑
方言は喜怒哀楽100出せるけど、
標準語は80くらいかな、出せても。
なんか自分でフィルターかけてるし
セーブ気味にしてる感覚がある。
本気で怒ると方言が出るとかはソレ。
日本人だけではないでしょうけど。
外国人も日本語を習ったり知識として
入ってるけど、馴染んでいないから
ぎこちなく聴こえてしまうとき多いし。
有名な大手の車の会社の社長?
CMなんかよく出てますけどもね。
全然普通っぽい感じの人ね笑
アメリカっぽいところで演説する
そのキャラと、日本人相手に話す
キャラが全然違うからおもしろい笑
どっちがほんとかはわからないが
あのCMの印象では、日本語が素に近く
英語が逆に演じてるくさい雰囲気がある。
意識的にオーバーリアクションしてる。
英語のほうが演じてる感じの日本人。
英語でキャラで強気に見せてる感じがね。
日本語では普通のマジメくんに戻る笑
アレもまた面白いですね。
でもあの社長は普段は日本に住み
だから日本語ベースの脳内に
なってるからでしょうけどね。
言語と脳内と、性格やニュアンス。
この関係は面白いですね。
住む場所や国、周囲の環境によって
人間が大きく変わりうるってことか。
WBCの野球の大会の映像ドキュメント
あれも映画なのかな?テレビで観たけど
やっぱ大谷はもう英語脳になってるな。
リアクションがオーバー気味になったし
それが自然ともう身について変わった。
いい意味で大谷くんからオータニサンに。
やっぱり日本にいると日本人に
なってしまうって言うしね。
たとえ外国人であっても脳内感覚が
日本語バージョンになると
典型的な日本人寄りになっていく。
基本、あまり記者会見しない大谷。
普段はもう英語でチームメイトたちと
喋っているんでしょうからね。片言でも。
ただ、記者会見ではイチローもそう。
ちゃんと伝えようとする気持ちから
日本語で語ろうとするんだけどね。
実はもう脳内がアメリカ人っぽくなり
日本語に変換するほうが難しい。
そういう日常に置かれているのでは?
だから方言と標準語でも脳内変換で
微妙にニュアンスやしぐさ、態度
感覚まで違ってしまうギャップがね。
こちとら一流の素人ですけども笑
なんとなく彼らの脳内のギャップも
わかる気がしますね。
面白い。これも笑うのと興味深いのと。
いろいろとありますね、前に書いたかな笑
やめときましょう、また長くなるから。
ワタクス自身、いまこうやって書いてる
この瞬間、日本語で小さくウイスパー。
ささやきながらノートPCで入力してる。
もちろんスマホでも書いてますけどね。
このとき、書いてる実況的な瞬間の連続
その日本語は方言、標準語どっち?
っていうと文章書いてるときは標準語!笑
文章書きウイスパーは標準語になってる。
あまり他人には見せたくないかな笑
たぶんスピーチ調で話している自分も
若干、イメージしつつ書いてるんでしょ。
そんな機会あるのかわからないけども。
おそらく急にしゃべれとなったときの
「書くとしゃべる」の感覚のズレは多少
緩和されてるかなと思っています。
コレもあまり伝わらない内容かもな笑
でもしゃべるのは方言ですよ、やっぱ。
文章でもなるべく本心で書いてる
つもりでいます、つもりで。
脳内を言葉にして伝えるというのは
いかに難しく、正しく伝わらないのか
改めて難しいんだなと思いますね。
ワタクスはたまに会心の文章を
脳内から伝え、表現できることがある笑
それが逆にあまり伝わらなかったことも。
ワタクスなりに脳内の細かいニュアンスを
文章にして伝わるにはどう表現したら?と
考えてはいるんですが、不安定だからこそ
この感覚を愛してやまないのです笑
このリアルな感覚は意識して残したい。
なかなか自分でフタして捨てたくない。
何かを演じるだけでは面白くないと思うから。