ワールドカップ2次予選

地上波も放送なしときた。

でも終わってみてどうです?

なきゃないなりに、でしょ。



なんでしょうね、正直言うと

YouTubeに転がっている

ダイジェストで十分な人も

いまの時代は案外、多いかと。



専門誌のサイトなんかもあるし

実際、それほど困らないわけで。



結果的にそれほど大差はないこと

ここが一番重要なんですよね。



まったく映像も見れない時代なら

まだしも、そうでもないでしょ。



Jリーグ開幕当時や日韓W杯当時と

もう違う状況になってきているのに。



2010年代あたりからは

地上波の放映権料高騰もあるし

配信サービスへシフトしてきた。



日々の配信に触れるたびに今度は

欧州や個人への興味が上回ってきた。

それは配信に加入する者だけでなく

ネットを介して観れる者も含む。



代表も盛り上がりはするけれど

ずっとじゃなくて良くなってきた。

ここの変化に合わせようとすると

代表ブランドとの引っ張り合いに。



日々の国内リーグや海外リーグ。

そちらを常に観るたびに代表への

プライオリティは下がってきた。



それが結構、他の国は普通ですよね。

ワタクスの知るサッカーの感覚では

代表もいいけど、普段はクラブメイン。

代表はワールドカップだけで十分と。



なんというか、次のステップに

日本は行ってほしいと思ってて。

エラそうですけど笑



代表ブランド頂点からの脱却を。

欧州クラブ選手の活躍のステータスを

代表より上に評価するような流れを。



代表はワールドカップのみ集まる基本。

欧州クラブでの活動を優先、辞退もアリ

そういう雰囲気をつくれないだろうか。



個人の能力が上がることが大事だと

ここ数十年口酸っぱく言うし、それも

みんな共通理解になっているのに。



代表試合だけはみたい、どんな相手でも。

強くなりたい、強い日本をみたいのに

選手もいまの最高のメンツで観たい。



選手は人間です、能力落ちないカード?

強い、うまい「日本人選手」は観れるよ。



いろんな強豪各国のタレントと切磋琢磨。

真剣勝負の場で日本人選手は躍動してる。



日本はこれまで代表至上主義。

それはレベルも地理的にも日本の

国家代表こそが強国相手と戦う

唯一の場であった時代だったからで。



だが時代は変わってきている。

そういう状況でなくなってきてるのに

まだ代表ブランドが一番上にある

組織を重んじる性格の災いなのか。



もう昔と違って選手が

欧州各国に散らばる。

日々の対戦、切磋琢磨の蓄積

経験の積み重ねがそこにある。



次の段階に日本代表として

土台を引き上げる一番の効果。



代表で集まって準備を徹底しても

それだけでは通用しなかったことも

過去にさんざん経験してきたのに。



代表ブランドを頂点においたまま。

スポンサーなどさまざまな絡みが

日本の次のステップへの足かせに

強化の足かせにもなってきてるこの頃。



動画配信サービスも充実している昨今。

興味が選手個人の活躍と世界中の

一流選手と対戦したり同じチームで

プレイしてどれだけできてるかとか。



そっちに興味が移ってきている気が。

その意識が上回ってきている状況では

代表ブランドは根強いと思うことが

実はもう古い考えなのかもしれない。



情報がテレビや新聞しかない時代と今

考え方も変えないといけないんです。



これは観る側こそが、変えるべきだし

観る側の世代とツール、総合的に勘案で。



これは論点が放映権料とは違うもの。

支払う額が下がれば問題解決

とはならない視点の意見でね。



いまの時代はどこかで絶対

コンパクトな動画を観れるから。



ネットで情報や動画、いたちごっこで。

どんなに防ごうとも、漏れますから。

観るなと言っても観るのがネットでね。



しかもリアルタイムでという魅力は

当然、わかりますけども。



なんやかんやトータルで

リアルタイムで視聴していた

実際の時間、その喜び度合い

満足度の総合評価、コスパは?



もしかしたら情報を知ったあと

ダイジェストで観て確認する動画と

実はもう、大差がなくなってる。



いや、もう私たちはあいまいにして

わからなくなった、が正しいかも。

かなり慣れてしまっているから。



特に今回は2次予選ですしね。

本大会でもないので。



本大会ですら地上波では観れない

地域も前回W杯ではありましたし。



アベマで観れなければもう仕方ない。

でもそこまでして観れなくても

喉元すぎれば、なんですよ。



ウチの地方もどこの国との対戦かは

忘れましたけど、系列地上波なかった。



でも、結果を知り映像を観て。

そこから逆に想像してみたら

見れたとしても実は大差ないな

という感覚もあったんです。



これは普通の視聴者より少し

サッカーに詳しい、知ってる

興味のある視聴者のワタクスが

こうなので。



観れなかった経験をした人のみが

感じられる感覚だとも思う。



実はそこまでは、別に無くても。

っていうパターンはサッカーに限らず

世の中多いのだろうから。



おそらくは代表戦を何が何でもと

願いを全国民に対して叶えるほど

そこまでじゃなくなってきた。



昔はそれを意識してきたけど

これも時代にマッチしなくなった。

なのに昔の感覚を引きずってる。

このタイムラグが私たちにもある。



たとえ払えたとしてもそこは

あえて選手ありきのスタイルへ

転換すべき時期ではないだろうか。



幸いにアジア枠は拡大した。

本戦たる大会からの逆算も

大事になってくるんでしょう。



となると使いすぎないことも

戦略的、経験値的に大事になる。



だからこそ、日本はあえて

選手のコンディションに無理させず

ケガやチーム状況を勘案した上で

堂々と招集拒んでもいい流れも

つくっていくべきではないかと。



序列がどうこうとかレギュラーから

弾かれるとか気にさせてしまい

選手のパフォーマンスが落ちる

そっちのほうがヘタ打ってるでしょ?



日本が次の段階に上がるために。

代表をあえて過剰に意識させない

それこそがカギになると感じますね。