リンカーンの後継番組

ジョンソンが始まったが

いまいち、不評らしいですね。



一応、初回の運動会。

リンカーンからの流れで

観ましたが、そうですね。



新しいものはいつだって

難しいんで、耐えることですね。



そもそもですよ、われわれ。

リンカーンを観てた人らは

リンカーン越しに観てるわけで。



彼らは彼ら、と言いながらも

無意識に比較しとるわけです。



これはもう世の中避けられない。

世の中の目が慣れてくるまでは

暗闇の中であっても見えるまでは。



どんな批判があるとしても

続けることが大事だと思います。



特にSNSは瞬間的な反応が多い。

そこにあまり付き合いすぎるのも

向き合いすぎるのもダメかな。



いまの世の中は、VIVANTを恐れて

すぐ引っ込めてしまいがちで。

すぐごめんなさいと下げてしまう。



あっごめんなさいね。批判です。

ちょっとスンとした感じで

ボケてみました。生意気でしょ笑



戻すと、意外と忘れがち

テレビって対象年齢って

やっぱりあるかなと。



演者の側によって

世代や時代を引っ張る年齢

それを支えにして楽しむ世代

適齢期みたいなものが。



ハッキリ言えば

リンカーンを観ていた世代は

あえてジョンソンは観ないほうが。

ジョンソンを観る世代ではない。



たとえ技術はなくとも30前後

それくらいの世代の演者がやり

中高生が観るという年齢設定が

お互いを育て合うのかもしれない。



別に推奨はしてないですが

この番組を、この年齢で観ると

長く影響を受けやすいみたいな

経験を中年以上はしてたはず。



お笑い番組であれば、ワタクスは

ダウンタウンやとんねるず、ウンナン。



このあたりを中高生くらいで

出会って見始めてから続いてきた。

主に50前後から40代なのかな。



つまりは演者の人たちとは

10〜15年の離れた兄さん

大人にいい意味でついていく

みたいな感覚をどこかで持って

観ていた気がしますね。



おそらくそのくらいの年齢の

離れた対象が、一番無理なく

一番最初にカルチャー的ものの

影響を受けやすい世代だと思う。



演者の側も視聴者の若い世代より

上でちょっとムリもまだ利く年齢で

ちょっと大人の感覚をテレビで

知るみたいな。それがあった。



それは昔のテレビと大衆の

距離感だからできたことなのかも。

特に田舎ならテレビで観るしかない。



番組を観に行くなんてこともない。

ネットなどまだ普及もしていない

繋がるのは投書やハガキの時代。



まだクレームも隠せただろうし

コントロールがうまく効いていた。



ローカル局がネット局じゃないと

放送しない地域さえあるだろうし。



全国的に同時刻に同世代あたりが

同じものを観て感じて、共有していた。

それができた80年代、90年代。

この名残りで続いた00年代あたり。



それでね、感覚的なもんですけど

結構、私たちの上の世代は

次の私たち世代の対象のスターに

あまり熱心に干渉してこないような

イメージはあった。



自分の時代は楽しむけれど

他の世代の時代は一応、遠慮する。

卒業したあと学校の文化祭に

参加しないのと同じ感覚で。



世代が違うと今度は下の

その本人の世代の文化だから

自分たち上の世代は身を引く、的な。

あえて卒業してくれてるなと。



自分の勘違いかもしれませんが

でも同じ感覚の人もいるかも?笑



ただ、40代くらいの世代からか

漫画を毎週読み続けるような感覚で

卒業しなくなったんですよ。



それで下の世代に渡すバトンを

まだ持ったまま走り続けるんです笑



演者の側も高齢化しながら

トップに残り続けるから

観る側の需要があれば

その世代中心に続いてしまう。

それがダウンタウンでしょう。



まぁ自分も好きなんでね。

需要あれば仕方ないけど。

案外、居続けているからこそ

若い世代への阻害要因に

なってしまっているというのもある。



2010年代からはもうSNSによって

何か大きく侵食されて形が変わった。

見る側が強くなってしまったから笑



引っ張られた世代が下の世代のものに

文句もつけるだろうし、それをみんなが

共有して見てしまうと、同じ見方をして

クレームの主観が一大勢力となっていく。



そういうテレビを観て育った世代が

中年になり都合のよいツールから

知らない世代にもマウントを取る。



あるいは、かつてテレビで同時体験

それを共有してきた世代と語らう場に。



なんかもうハケグチ化したツールの

中心に居座っているように感じた。



それはいまもドラマ考察したりして

なんだかリードしたい感じが出てる

中年世代の、いっちょかみ感。



卒業できずに溜まり場に

集まってきてる感覚に近いか。

他に行くとこないから。

片手間だしと言いながらドップリ。



話題づくりの一環として

相手にも利用されてしまっても

「推し」だからと勘違いする。



利用されてようがメディアに

取り上げられて地味に満足

みたいな感覚の人も多いのかも。



若い時代から観ていた芸人が

まだ現役のトップにいる時代。



息の長い活躍、それとともに

10代から同じように年をとった

世代が並走するように追いかける。



同時に生まれるのは、肯定派と

そして否定派、いわゆるアンチなど。

ケンカしながらもケンカも楽しく

実は充実感を味わっていたり。



要は、彼らトップがずっといるから。

だから他のも比較してずっと観てる。



その目に飛び込んでくる下の世代が

同じような番組を不慣れながら

頑張っているのに、すぐ批判を浴びせる。



リンカーンならこうだった

こうじゃないと認めない

つまらない、みたいなね。



本来はやっちゃいけないこと

引いてあげていいことなんだが。

それが卒業できていない現実。



これはダウンタウンらがまだ

トップにいることも原因なんです笑

新陳代謝が促されていかない。



好きな漫画の連載が続いていて

それを若い時から読んでいたら

途中でやめる人はほとんどいない。

それと同じ感覚なんだと思います。



これは連載が終わると漫画を卒業

って人もいたんですよ、それが普通。

そういう時代もあったんです。

いまは太客として搾取されてしまう笑



自分よりちょっと上とか

下とかの同世代の番組や

だいぶ下の年齢の芸人がやる番組には

客がどこか評論家目線が無意識に

入ってくるようになってしまう。



豊富な過去のライブラリーがあって

それがいまは動画サイトにもある。

過去を愛でるのを誰も止められない時代。



おそらくリンカーンを観ていた世代

ダウンタウンから派生してリンカーンまで

観ていた世代も当然多いでしょう。



どんなもんよ?とジョンソンを観た。

無意識に比較してしまう、つまらない。

物足りない。すぐに評判は可視化される。

それは全国で共有されてしまう。



昔は、テレビで流すものだけが

全国で共有され、コントロールが

効いていたから批判は届いていても

他に火の手が回らなかったので

火は大きくならず消せたんです。



いまは批判もみんなですぐ共有。

批判の火の手が想像以上に広がり

大きく燃えて、飛び火して連鎖して。

この怖さがある難しい時代となった。



おそらくお笑いはその流れがある。

めちゃイケの世代くらいまでは

わりとハッキリしてたけど

そこから先はもう混ざった。



分かれてた世代が混じり合い

化学反応を楽しむゾーンに

入っていった感じがしましたね。

それが、いいとも最終回特番か。



たぶん、音楽もお笑いに近くて

自分よりちょっと上をアガメてた。



そこも長く続くと下も混ざり合うが

ただ音楽は上の世代がすべて上位

という感じもなく、わりとフラット。



若い世代の作品も才能あれば好む傾向も。

同じようにずっと離れさせなくする

ビジネス展開につきあわされてますが。



アイドル界隈はまた違うのか。

アニメや漫画もまた毛色も

続いていく経路も違う感じはする。



ただ、いろいろと共通して

言えるのは卒業するタイミングを

逃した人は、観続けてしまう。

すると太客として搾取される。



居続けることで下の世代が

自由に楽しみ、羽根を伸ばすのを

ちょっと邪魔してたりもする。



いまであれば、粗品あたりがね。

じょそそそ、やればいいのに。

ナイツじゃダメでしょ?



あの世代が若い人たちを

引っ張ればいいが。



若い人はもう、自分たちで

囲って自分たち発信で楽しむ

あまりお金のかからない楽しみ方

そちらにシフトしている。



芸能人らに引っ張られた状態で

楽しむという感覚には自分たちを

置いてないのは明白ですね。



結局、クレームがついてくるが

それが中年世代以上だったり

中年世代の発言に影響受けた人で。



どんどん相手も雰囲気も

苦しく重くしておきながら

つまらないと嘆いてますが

いやいや、誰のせい?笑



すでにテレビというコンテンツが

もう中年以上のものになってる。



若い世代にも人気があるという

水曜日のダウンタウンもちょっと

お父さんやちょっと上すぎる親戚の

おじさんあたりに影響を受ける状態。



おじいちゃん子、おばあちゃん子

みたいなことになるのかな?笑



やっぱね、テレビ側の狙い

対象視聴者への当て方がね。

昔と変わってしまったことに

対応できていないから。



若い世代は変わっているのに

上の世代は同じやり方を使って

若い世代にあてがっていこうとする。

そこがまず、間違ってるのかな。



もう割り切って、テレビは

中年以上のメディアですと

宣言したほうがいいのかもね。



現代できる効果的なすみ分けは

テレビとネットで分けることかも。

でも、テレビはネットを離さない笑



ここでもなぜか邪魔するものたちに

手や足を掴まれてしまう若者たち。

それが自分だと思ったらイヤでしょ?笑



こんな不自由な同じことを求めてくる

干渉してくる上の世代って

昔を思い出しても、イヤだったでしょ?



長く書きすぎて読んでる人も

興味も薄れてるかな笑



でもたぶん、中年以上やテレビが

やろうとしてるのは若い世代の

邪魔ばっかりなのかなと。



あえて距離を取ること、引くことは

必要なことなのかもしれませんね。