1.スポンサー企業
   ↓
2.メディア・テレビ
   ↓
3.タレント・活動者
   ↓
4.ファン・視聴者



序列ではこんな感じで。

いまのジャニーズに限らず

日本はスポンサーが一番強い。



当然、海外は知らんよ笑

現実を見たうえでの感覚

そしてこれから起こりうる流れ。



かつて、そしていまも。

プロ野球の企業名がチーム名に。

それが常識のもとに続いてきた。

序列の象徴みたいなもんで。



Jリーグが風穴を開けて新しく

地域密着型と呼ばれるスタイルを

30年かけて構築してきたが。



企業が自分たちで利益を守ろう

とするのも当然なのだと。



いまのジャニーズ問題を見ても

大多数の意見は企業論理。

地域密着論理には至らずにいる。



いくら地域密着で人とクラブが

主導するスタイルを目指したところで

クラブの元会長の性的嗜好によって

地獄へ落とされたのは残された側。



企業が上にたって統制しないと

管理しないと。余計な問題が起こる。

また歴史を戻そうとする流れを生む。



管理しやすいほうに向かいすぎると

いまの日本人のほとんどそうだが

自主性を失ってしまうのも明白で。



戦争もそうでしょうね。

本当はしたくない、したくないけど

守らないと、やられてしまう。



でも武器を持てば、いざというとき

戦う意思ありとみなす。先手必勝。

ズドン、ボカン。セイトウボウエイ。

これもまた誤解を生み、招くだけ。



私たちはじゅうぶん過去を戒めとして

理解したつもりが、同じことを繰り返す。

いままた、その途中にいます。



さて、重くなりすぎましたが笑

冒頭のジャニーズ問題の構図。

最近では自分でメディアを持てる。

それがひとつ時代を変えつつある。



言ってみれば、メディアを持った

個人がファンと直接にコンタクト

結びつきやすくなることって

大枠では、地域密着のイメージ。



でもその裏では間違いなく

企業の思惑がうごめいている。



ちゃんと偵察し、部隊を送り込んで

後ろでうまく操ろうとする輩が。

ハイエナの如く嗅ぎ分け付いてくる。



冒頭の手作りチャート笑、これを

1.企業
2.テレビ
3.タレント
4.ファン

とわかりやすくしときます。



古い流れでは1から4に

降りてくるイメージ。

1と2、つまり企業とテレビは

いまも上下関係厳しい先輩後輩。



どの世界でもそれを常識化した

昭和人たちが利益や権力を離すまいと

牛耳ろうと目論んでいる世界。



それは王道として平成人にも

引継ぎされ正義として伝統化。

2は、1に絶対に逆らえない。



そうしているうちに2と3の関係

テレビとタレントの関係においても

亀裂が生じる。ネットそしてSNSだ。



個人がメディアを持てるようになり

なんならと。3が2を兼務し始める。

つまりタレントが自分でメディアを持ち

発信するようになってきている。



主軸はそちらに移行し始めてから

テレビに残るお年寄りは買わない。

売りたいものを、買ってくれない。

企業も狙いをネットに移していく。



広告によって儲かる仕組みを

タレントや活動者は利用し始めた。

それに観たい人は好きなものだけに

直接、アクセスすればよくなる。



まぁそこにもちゃんと企業は

広告で焦らしジャマはしてくるが笑


テレビはスポンサーの意向が強く

制限が多すぎて、活動するには

四肢を十分に伸ばせず躍動できない。



だがネットにカネが生まれると

匂いを嗅ぎつけた企業側が

あらゆる角度から手を伸ばす。

いつのまにか入り込んでくる。



素人のものだったユーチューブに

タレントが参入してきたように笑

同じですね、もっと上のやつらが

同じように入ってきて食い尽くす。



ジャニーズはたくさんのファンが

現実としてついているけれど

企業ではなく、タレントにつく。



タレントがたとえジャニーズ所属で

なくなっても応援する気持ちがある。



けれど企業論理で思いはくじかれる。

現ジャニーズはアウト宣告されて

元ジャニーズは宣言しないかぎりは

アウトにならないから起用し続ける。



現も元も、どちらもゲンと読みますね。

次は過去にやってたことを暴く流れか。



武器を持てば敵とみなすのか、はたまた

最初から全員敵なのだろうか。



「現」を外しても飽き足らず、次は

標的を「元」にかえて新しいエサを探す。

犠牲者を横目に見ないふり繰り返す。



こういうわかっていながら流れに

誰も歯向かわないのが日本ですね。

ホントに。気持ちは隠して従う。



1.企業に2.テレビが怒られて

2が3.タレントに申し訳ないと

言いながら手を切る。



小声で耳打ちする。

一旦はね、ごめんねと。

1が許さないし、国際的にアウトで。



そうなると3は4.ファンに

活躍する姿を見せられなくなる。

直接コンタクトを取る道に進む。



1が全体に関わっていたい欲から

3と4にも絡んでいこうとする。



でも時代がこのいまの

1〜4の括りだけが

すべてじゃないことを

証明してくれている。



テレビからネットが離れたのは

個人で立てるようになったからで。

既存の括りから別に道をつくったから。



つくれたことが大きい。

つくれば人は興味を持って

流れは確実に生まれてくる

という証左でもある。



この流れを加速させることもできる。

カギは滝沢あたりなのか?笑

もうファンは広告をすっ飛ばしている。

いや最初っから眼中にないのだ。



一番だと思っているのは企業だけで。

もともとファンの目線からみると

4から3、2と続いて一番下にいる。



広告などファンにとっては一番下。

もし広告企業が生き残りをはかるなら

もう一度、精査して「もちつもたれつ」

今のバランスを捨てて考え直さないと。



だって、もうファンは4から見てるし

ファンは自分で発信も評価もする。

お金を落とすファンがタレントが活躍する

姿を見たいのに、ジャマな広告企業だと。



そういう見方になって、表明できる。

昔はできたコントロールがもうできない。

口封じできなくなってしまった。



だから隠してこれたことが暴露される。

隠せていたのに、隠せなくなる。

武器を持てば、互いに攻撃し合う。



果ては、勝者か敗者かどちらか。

もしくは、何もかもなくなるのか。



時代の潮目を見ながら

大衆は自らは動かない日本人だが

変化が起これば変わることは

証明されているのだから。



あとは勇気を出して誰かが。

その動きを待っている気がする。

その胎動は確実にあるのだから。



既に序列のサイコロを握りしめ

投げるタイミングを見計らって

待っているのかもしれない。