さんざん飼い慣らすように

餌付けしておいて、直接会うと

触らないで、勘違いしないで。



会うと、アウトな行為が多い。

制限多めでも、ビジネスですねぇ。

いろんな状況で人間は我を忘れる。

失敗もしてしまうんですよ。



これ見よがし、そそのかし。

商売っ気をチラつかせながら

誘導しながらサービスを提供。



都合の良い使われ方、扱われ方で

大金払っていても、節度を守り

感情にフィルターをかけながら。



落ち着いて常識的に楽しむってことが

節度ある態度、行為、なんですって。



触ったり、声援がうるさかったり。

気に入らないことを声に出してみる。

気に食わないことを書いて広めてみる。

相手に突きつけてみる。



現代人の鼓動が聞こえる。

いや、現代人の衝動であり

それは孤独でもあるのだなと。



何かに当たらずにはいられない

心がすし詰めの空間に閉じこもる。

そこで息をせざるを得ない生活、人生。



あてどなく、気に入らなければぶつけ

火をつけ、狂気じみた目でサゲスム。



それは普段が楽しくないから。

自分が楽しければ、そんなに

他人のミスや他人の不手際に

過剰に反応しない。



不機嫌が心と身体をムシバム。

無意識に自分から外に出したがってる。

当然だろう、苦しいのだから。



それを封じ込めよと自制を求めた。

吐き出す場がなくなりネット上に

集合の声掛け要らずで集まってくる。



窮屈な社会を改善しようとせず

窮屈な中でジャマをする者を憎む。



そもそもこの見当違いな

視野に立つ日本人が

間違いやすいミスで生まれてる。



窮屈な空間で良し悪しを

決めるのでなく

窮屈にしてること自体を

改善すること



窮屈な空間を開放してやることを

みんなが意識して変えないことには

いつまで経ってもアホくさいこと

細かいことにこだわり続けることに。



一生、生きているあいだは

この窮屈な空間から逃れる発想に

ならないのだろう。残念ながら。



本当は簡単なことかもしれない。

できないと考えてるだけでね。



シンプルに重視すべきことを変え

自分も他人もラクにしてあげること。



それで不要な圧力は外に分散する。

身体に当たらず間をすり抜けて行く。

息苦しさは、変わる。当たり前なのだが。



要求にいちいち応えないことも

重要なことだが線引きができない。

結局、全部に応える真摯な姿勢が

拍手喝采を浴びてしまう。



拍手喝采する自分に酔いしれ

相手がしてくれたことは

デフォルトで最低基準に設定し

相手が応えないとクレーム。



わがままにも程がある。

日本人は仕事に捧げる美徳がある。

代々受け継がれている普遍的心理。



外国人はちゃんと休みをとるのは

人間らしく自分をいたわる気持ちが

ちゃんとあるから、それはお互いに。

お互いが理解してるから通用する。



日本人は休みをとる、ラクをする

これは美徳ではない、とされてしまう。


休むなら自分の抱えてる

責任ある仕事を片付けてから

だろう?社会人として。



他人に迷惑かける可能性を

ゼロにして初めてようやく

休むことが認められるのだ。



上からも下からもこのプレッシャー。

互いを監視し合う機能だけが向上。

自分がちゃんとやってるのに

ナニユエオマエは仕事を

中断してまで休めるのかと。



それは考え方を間違って

植え付けられてしまったから。

その空気感の中の正義が勝手に

独り歩きで強く成長した姿勢。



日本人はなかなかの病を抱えている。

悪いと思っていないし、戦前と同じ。

根っこの部分、やっぱり改善は難しい。



どっちも悪くないし

どっちも悪いとも思う。



どちらかがガマンってなり

自分だけの苦しさが多い

ならば、参加しないのが利口だ。

だが寂しくて集まる矛盾。



最初から厄介な日本人の

世間体を守る互いの関係には

この結末があるのだと

知っておくといい。



ラクにしてもいいのにできない。

死ぬほど努力してこそ正義だ。

それだけではないよ、ホントに。



日本人は自分たちで互いに

苦しめながらマウントを取り

相手の首締めながら恍惚とする。



息苦しいなかで過呼吸気味で

息をしながら高鳴る鼓動が

耳と心をツンザク音を感じながらも

使命感と悲壮感で進もうとする。



心臓が息の根を止めるまで

やめないことが美徳だろうか。



迷惑をかける、かけないという

負荷は圧迫感の高い空間では

お互いを殺すことにならないか。



マジメさが人を追い込み

人をアヤめてしまう狂気の国。



私たちが笑っているその顔は

どんな感情に満ちているのか。