どうも毎年、尻すぼみの感。

雰囲気が遠慮がちに見える。

結果的にレッドカーペットでいう

中笑いや小笑いみたいなね。



コッチも笑う準備しているけど

思っている以上のものはなく

なるほどね、ハハハ程度。

 

 

期待してしまう分だけ

期待ハズレ感が強く感じる

それもあるかもしれない。



各自がもっと振り切ってやれば

もっと弾けられるかもしれないのに

なんか縮こまっているように

見えてしまいますね。



松本が観てる評価する緊張感か。

大御所感へのやや窮屈な遠慮?

やっぱり信者な芸人も多いし

対等以上に打って出れないか。



少し昔のコントはもっと

遠慮なく堂々と振り切ってやって

想像を超えてくる激しさがあった。



勢いがあったのは、やっぱり

その演者たちのエネルギーが

遠慮なく出せていて、どうだ!!

面白いだろ?コレ面白いんだよ

っていう、妙な若気の至り感。



若さに勢いが乗っている分だけ

観る者を引っ張っていく感じ?

私たち視聴者もうまく引っ張られ

ついていきたくなる雰囲気があった。



勢いが芸にも乗っているから

ついていく。ついていきたくなる。

勢いに押されてハチャメチャでも

面白い、なんてことするんだ笑

みたいな魅力があったから。



この感覚の説明が難しいが笑

ある程度落ち着いたコントに

結果的になってしまうのは


逆にもう売れたスター芸人が

集まってやるからなのかも。

逆効果のエネルギーが作用する。



まだ何者でもない若手が

才能と実力を上げたいとか

もっと表現したい思いとかが

若さと混じりあった化学反応で。


 

その時にしか、上昇志向ある時にしか

表現できない魅力が乗ってくる。

それがかみ合って表現されると

自然と爆発力が備わるようなね。



どう言ったらいいかわからないが

今回のも既視感があるからだと思う。

どっかでもう観たな、この感じ。

新しさが芸人にもキャラにもない。



まだ知られていない何か

既に知っているあの芸人、キャラ。

どっちが引き込む魅力があるか。



やっぱり新しい何かを感じない。

だから私たちの反応が

なんか体験済みな事の雰囲気。



既に名の知れたスター集結で

大風呂敷広げてやってしまうから

変なハードルが妙に上がってしまう。



王者たちを集めれば面白そうだと

考えるのかもしれないが逆効果。

むしろ落ち着きすぎて突き抜けない。



もし、もっとハネさせたいなら

若い勢いとエネルギーでもって

評論家気取りのワタクスをも笑

巻き込むくらいのうねりが無いと。



たぶん年を取りすぎただろうし

既視感が笑いの邪魔をする。



こんな、なあなあに近いものを

結果的に出してしまうくらいなら

フレッシュな勢いとエネルギーを

持つ若手で試すのもアリかな。



このままの王者シバリでは

来年も期待できそうにない。



ちなみに松本のはネット記事ほど

酷評まで悪くなかったと思う。



ただ同じように松本への既視感と

かつてのコントと比較して

こちらも観てしまうから物足りない。



40~50代のクントウを受けた

世代だと、やっぱり既視感が。



難しいですね。

既視感のあるスター集結か

新鮮さと勢い、大胆さなど

若気の至りのもつエネルギーとの

化学反応に挑むか。



ワタクスは今後のためにも

後者がいいと思うのだが。