年が明けて今年も大河ドラマが。

いま録画したのを見たところで。

どうする家康、ということだが。



なんかなぁ、物語がシックリと

入ってこないんですよ笑


 

なんでしょう、VFXってやつ?

合成感があってもなくても

なんか違和感があるんですよね。

 

質感がもう、イヤで笑



基本的に叶えられそうもないな

ってやつは、つくりもんですから。



もちろん丸出しだなってのもあって

もうそこは論外でしたけどね笑



一生懸命やったんだろうなぁ。

日本人はそういうところを凝る。

凝らなくてもいいところを

履き違えて凝りに凝っていく。



疑似をリアルに見せようと近づけ

技術を高めても、本来のリアルさを

台無しにすることも、結構多いよ。


 

ドラマだから、だとしてもね。

昼間に日射しがあったとしても

そこまで明るくならないだろ?

という、妙に人工的な自然光。



良かれと思ってキレイにしたり

光を強く当てたりすると逆効果。



もちろん、つくりもんなんだろうけど

やっぱ、つくりもんなんだなぁって感覚。

伝わるかな、このやるせなさ笑



なんだろうなぁ、慣れてしまうと

もう違和感も感じなくなるんだろう。

技術が進めば進むほど不自然になるが

不自然にも感じなくなるのだろう。



技術の変遷を知る世代には、逆に

不自然さが際立って、怖さを感じて

アナログに回帰したくなってしまう。



おそらく近い将来はもう当たり前で。

それが普通で育った世代になるのかな。

オジサンはなんか、逆に気持ち悪いな。



やっぱり実物あってこそ感じるものを

手っ取り早く叶えるもんじゃない。

あんまりやっちゃいけないなって思う。



現代において、つくるものには

つくっていい、実現していいものと

そうでないものがあるんだと思うから。



線引きが、ものすごく難しい時代。

一歩間違えば踏み込んではいけない

領域に入ってしまうだろうし。



そこでなんらかの利益を生むとなると

人間は禁断の領域に入ってしまう。

これはいつの時代も同じだろうけど。



しかも人間、自分では

止まれなくなるから。

欲って怖いでしょ?笑



自覚できない、気付けないほどの

錯覚を引き起こしたまま

誘惑されるように引き込まれ

歩みを止めなくなる。



すごいなぁ!ってのを超えると

もう写真の加工アプリみたいに

あとに引けなくなって元がなくなる。

恍惚感が加速させるんだろう。



芝居もしなくていい

セリフも言わなくていい

人間も消えてしまうのか?

全部CGやアニメになるの?



美空ひばりのAIの歌?のときも

書いたけどむやみに実現させると

逆に崩して失礼になることもある。



リアルっぽくみせる

技術が進めば進むほど

なんか気持ち悪い。



これから人間はどうなる?家康。

これでいいと思うか?家康さんよ。

人間は人間で無くなりそうです。