まもなく、いよいよ、ざわざわ。

サッカーワールドカップ開幕。



以前ほどワクワクしないのは

気のせいだろうか。

個人的にピークは過ぎた感も笑


最近はテレビからネットにすべて

基本軸が移り、無料もあるが

有料コンテンツも当たり前に。


なんでもかんでもこのご時世

楽しむには、お金がかかる。

慣れて肯定してしまった私たち。

もう後戻りできないのだろうか。



今回は無料配信らしいですが

黎明期からのテレビと人間が共有した

古い価値観みたいなのが下に下にと

どんどん地盤沈下していく。


 

ついていかない、いきたくない

いかなくたっていいや、となる。

そういう人はどこか気後れする。


 

配信時代の手軽さによって

若干、物事の重厚感がなくなってる。


ライトな感じなんですよ、何事も。

ペラっとしてるというかね。


これで読み取って終わりなのか?

ダウンロードしてる実感の薄さや

実物が立体的になくていいのか?

みたいなニュアンスですけど笑



それは選手やルールもそうで。

独特の個性的な重みある選手が

どんどん居なくなってきてる。


 

テクニックで湧くような選手も

本人の芝居のウソも技術で証明され

落胆させられてしまうという。


 

だんだんと狭められ少なくなって

活躍するスペースと時間がない。


 

ワールドカップのハイライト

You Tubeなどにも転がっているが



2010年の南アフリカ大会

Superflyのタマシイレボリューション

合ってるなぁ、たぶん一番。



2014年のブラジル大会の

椎名林檎のNIPPONも好きですが。



2010年や2014年あたりが

人間くさい限界の大会というか。


 

テクノロジーの邪魔がない

サッカーらしいダマし合いの肯定が

まだあったというかね。



いまはメッシもクリロナも

ネイマールも。みんな少し飽きてる。

年齢的にもピークを過ぎている。



次の時代のエースを待つ潜在意識。

そこにスターは生まれるのか。


 

フィジカル的なスターはやっぱり

どこか物足りず、そりゃそうだろ的な。

どこかモンスターでスターじゃない。


 

私たちをもっと想定外のところから

ワクワクさせてくれるような選手に。

 

 

技術や個性重視の魔術師の前に

驚き、感嘆して屈するような。

私たちもまた、翻弄されてみたい。



戦術だけでなく、いまは

テクノロジーに屈する魔術師たち。



サッカーはズルくていいかなと

個人的には思います笑

あえてボカしていこうよ。

ルーズで行こうよという願い。



全身がブワッとなるあの瞬間。

勝ち負けだけでないワクワクする選手。


 

メッシやネイマールがいなくなると

個性はより台頭できなくなるのでは?



マシーンのような選手はあまり

好きではない、技術でチンチンにする

シモネタじゃねーよ、ムー!笑


 

そんな選手がむかしは多くいた

だから面白いし、訝しげなことも

ネタになって楽しめた。



人間をおかしくしてしまうような

サッカーというスポーツのなかで

熱狂させる魔術師は現れるのか。



テクノロジーに寄りすぎると

サッカーは死ぬ気がしてならない。

せめていま魔法が解けてしまう前に。