ダウンタウンとZ世代が

なんちゃらしてる番組。



この手の企画はお馴染みで

当時を懐かしむその世代と

初見の若い世代との対比に

スポットを当てがち。



何も考えずに思い出に浸るとか

現代との技術の高低差など。

懐かしいとか、スゴイとか

いまでは考えられないとか。



当時の時代を卒業アルバムの

写真のような懐かしみ方で

良いことや印象的なことに

サラッと触れるのが定番。



その時代で間違ったことを

してしまっていたことに対して

いまの若い世代がどう感じるか。



世間もあまり意見を求めない。

すごく不思議なんですよね。

よくよく考えると触れないまま。



これは良くなかったなという

常識やマナー、ではなくてね。



たとえば格差社会ができたと。

その原因をピックアップして

この判断って間違ってましたよね?



決断が間違っていたことについて

考えてみたことあります?



たぶんあまり触らないで流して

仕方ないっぽい雰囲気出すでしょ?笑



日本の社会って過去のことを

仕方ないで収めすぎなんですよ。



悪かったと反省もしないし

改善もしようともしないで

昔のこととして突き放すだけ。



懐かしんで、あの頃は

良かったとか、いい思い出だとか

良い面だけ切り取った

卒業アルバム形式にしてしまう。



実は、その懐かしみ方こそ

あらゆる問題を放置しながら

深く考えずに振り返らない



なし崩し的に進んでいく

日本人の悪いクセに

繋がっているのかもしれない。



ただ、いまの勝ち組たちが

判断を否定されるようなことを

伝えるのはマズイからなのか笑



成功者たちが自分たちのやり方を

否定することはないでしょう。

でも第三者的には、検証は必要でしょ?



コロナについても初期の頃から

やらなくて良かったこと

やりすぎだったことなど

振り返る必要が、絶対にある。



でも、なんでか知らないが

こういうネガティブな経過を

精査して反省するのが



日本人は苦手というか

意識的に避けているようだ。



前に進むためにもこれまでの

ネガティブな話題についても

キチンと各世代で意見し合って

振り返ることが必要だと

思うんですけどね。



むしろ若い世代の意見こそ

大人をハッとさせる効果がある。



SDGsもそうでね。

時代がどうやって進んできたか。



その過程で良かれと思って

やったことが環境問題では

NGだったんだよと反省する。



そういう振り返りをしないで

ビジネスにつなげようと躍起だ。



おそらく私たちは過去の人間と

同じ過ちを繰り返すに違いない。



大事なところで、欲を出す。

そこが間違った判断になっても

理由ができたら、正当性で進む。



ビジネスとしても成功させようと

都合良く解釈して進めようと。



企業は進まなきゃいけないだろうが

企業を人間が止めてもいいんですよ。



いろいろ考えている人や団体も

いるでしょうけどね。



当たり前と思ってやる事が

実は間違いだったと気づけず

同じことを繰り返す。



人間が持続可能にならない理由

こういうとこにもありますね。