最近よく見聞きする

「線状降水帯」って言葉。

当たり前にメディアでも

状況を表現する言葉として

使っていますが。



言葉って不思議なもので

単語や用語をこう言えと

宣言すると

独り歩きするように

みんなが疑いなく使う。



けど外形だけで受け手も

本気で言葉の意味を

考えてまではいないような

気がする。



これって線状降水帯ってのが

あるからそう言うんでしょ?って。



状況を頭で理解して

行動につながるのは

避けて、逃げて

ということだけ。



状況を指す言葉を用いるだけで

そういうふうに言うんだねぇ

って雰囲気緩めな感じが。



ただ、メディアもそうで

用語を正しく使うことで

良しとしてる印象もある。



それと必要なメッセージを

正しく理解させることは

違うのでは?といつも思う。



かつてはゲリラ豪雨といい

いまは線状降水帯といったり。



頭のいい人の発表された言葉

正式に伝えられた言葉を使うが。

それでいいのか?本当に。



その言葉を聞いて

危険性を行動に落とし込む

メッセージが伝わるもの。

そういう言葉を使うほうがいい。



「環境破壊雨」でいいでしょ?笑

責任そっちのけで大変だみたいに

感じさせるよりは、よっぽど

意識を変えることにつながる。



難しい言葉や専門用語を使わず

ナゼ雨がこんなに多いか。

誰の何の原因でそうなってるのか



キチンと言葉で表すことが

私たちの意識を変える。



難しい言葉って

人の興味を案外遠ざける。



だからなるべくなら使わずに

わかりやすく表現できたら

いいなと自分も思う。



だから公式な用語だけを

使えばいいというのは違う。



子供にもわかりやすく

環境破壊をした人間が原因で

起こっていることなんだよと。



自然が人間に怒っている

ことなんだよということが

伝わらないでしょ?



どこかで都合良く考えず

私たち人間が起こしたことで

環境破壊が起こっていて

その影響で災害級の雨が

各地で降っているんだよと。



そう伝えることで私たちも

暮らしや態度、意識を見直す。



私たちはどうすればいいかな?と

議論することに進むステップにする。



そういう言葉の作用を

もう少しうまく利用することを

考えてもいいはずだ。



何も専門用語を使うことだけが

正しいことだとは思わない。



むしろ人間の責任逃れのように

聞こえてしまうのでは?



是非ともメディア含めて

慣例にとらわれずに

1歩先へ進む意識を高める

工夫をしてほしいなと思う。