物価が上がるけど

賃金はすぐ上がらない。

しかも十分な額はこない。



計算して必要なぶんだけ

最低限でおこづかい渡すだけ。



それでも納得してしまう国民。

利用されまくってますね。



企業は生き残り優先。

労働者の人生など

気にするポーズのみ。



企業自体その次に自分を可愛がり

十分に満たした上でおこぼれで。



内部留保の心理は

貯蓄に回して自分だけの

安心感を得たい大衆と

なんら変わりない、一緒。



大衆と同じ種類の日本人が

企業でやってるんだから

やっぱり貯めようと

してしまうのは自明。



労働者の賃金に反映するまで

わざと遠回りな手間や時間も

省いたほうがまだマシなのに。



しかもダイレクトに直接

振り込んだほうが早いのに

と誰でも思います。

余計な手間が好きですね(皮肉)



そして、継続して給付すると

最初から宣言することが大事。



日本人のケチるクセは

どこかで「安心」がないと

自ら終わらせることはない。



国がケチれば、企業もケチる。

企業がケチれば、大衆もケチる。



ほぼすべてに共通するのは

みんな日本の国民ということ。



国民がケチることを

解除するにはいったい

どうしたらいいか?



ここを誰も考えて実行に

移そうとはしないから。



さらに節電の夏をうたい

心理的にはケチ、節約が

脳を支配してしまう。



「全遅全悩」の神なの?

政治家というのは。



最悪なタイミングが

重なるこの夏。

マイナスにマイナスを

追加するようなものだ。



誰かが違うベクトルを

意識的に示さないと

日本は変わることはない。



でも国がやってるのは

ケチる心理と同じベクトル。

想像力も欠如しまくる夏。



ということは消費者全体の

気持ちは変わることはない。



ナゼもっと大胆にやらない?

って訴えても、決めるのは

自分じゃないからと逃げる。



ナゼ?という理由を

訊いたところで

既に決めたとおりに

しかやらない、できない。



たとえそれがマイナスの

心理を追加するだけだとしても。

決めたら進むだけという

戦前から変わらない怖い国。



 みんな消極的になるのは

安心が担保されていない

だからでしょ?



安心が担保されているなら

みんなに回っている実感が

みんなが感じ取れる雰囲気が

できたなら安心して使うんで。



この国民性の是非は

いうまでもないが

それはこの際、置いといて。



そこまでになる期間や結果に

自信が持てないからやれない。

責任が持てないからやらない。



ギャンブル的心理が悪だと

常識化して育ったことが大きい。

これはホント、重要なファクター。



特に決定権のあるエリートは

有利なことだけ積み上げてきた。

リスクを取らずに今も生きている。



逆転の手を打つ気持ちには

慣れていないし、なれない。



このギャンブルする心理って

すごく大事なことなんですが

彼ら、学んでこなかったんで。



勝負だというタイミングで

踏み出すことができない。

そいつらが仕切ってるんですよ笑

そりゃダメになりますわな。



その自分の守りの姿勢の心理に

間違いはないんだと信じてる。

あるいは間違っていても

リスクは冒せないから黙る。



相変わらず頑固な政治家は

ナゼ自信満々で疑うことなく

タクトを振るえるのだろう?

高度に演じているのだろうか?



任されているという自信か。

任されている陶酔的な使命感か。



任されているのを手順どおり

やることこそが、使命だと。



でもホントのところは

勝負に出る感覚を悪だと

学んでこなかったから。



できないんですよ。

いくら勉強ができても

できないことがここにある。



この稚拙さを問題にされても

自分の弱点には口をつぐむ。



人間って自分の都合の悪いことを

言われると(ワタクスもそうだが)



腹が立つし、一部認めるけど

違う、理由あるからみたいに。



理由があれば、許される?

そういう局面ではないですよ。

逃げなんです、ただの逃げ。



プライドなんでしょう。

プライドが高くなったものを

自分で低くはできない。



それをヘコまされた経験も

少なくヘコむ前に対処してきた。

だからダメージを怖がり

決断しようとしなくなる。



根負けする形で配ることは

政治家にとっては負けなんだろう。



渋々従って効果がなかった

10万円給付の失態を

二度と繰り返したくない。

アレはお前らのミスだがな笑



まだダメだ、もう少し待て。

まだいける。もう少しガマン。

そうやっているうちに

多くの人は力尽きるだろう。



俺らだってやらなくちゃ

ならないシゴトが山のようで

大変なんだよ、と言うのか。



大変だとしても貯蓄のある

潤沢な上級国民と

そうでない人は

あらゆる状況が違う。



全知全能の神などいない。

この国にいるのは

全遅全悩の政治家だけだ。



そしてその政治家を変える

権利を持ちながら

有効に行使できない

私たち国民の罪でもあることを

忘れてはならない。