ダウンタウンDXを
観ていたら思ったな。
ムダが多かったりするのに
改善されていないこと。
共感できるムダはたくさんある。
しかし単にそれを責めるのは
了見の狭さにも思える。
うまくやる方向に行きすぎても
相手に負担がかかることなどは
ホントに重要なのか?
やってて楽しくないって感情
日本はあまり重要だと思ってない。
仕事だから当たり前って感情を
プロ扱いしながら相手に要求して
相手の感情にフタしてると感じる。
悪いとしても、なんでも意見に
すべて合わせていく必要は
ない気がしますね。
煮詰まった日本の労働環境の
改善の仕方に問題がある。
別のアプローチをしようとしない。
ストレスを高めつつ
もっとこなせ、もっとやれと
要求しているようにしか感じない。
要求レベルに人間的な温もりを
感じなくさせるような
ドライな環境は変えない。
外国なんかはもう少し楽な気持ちで
仕事する、させるような環境を
維持しようとしているように見える。
日本は仕事にスパルタ的になる。
番組の中でのIKKOの言いぐさは
相手に対する思いやりより
効率、スピード優先。
おそらく、こうしたらもっと速い
もっと時間を効率的にやれる。
要求レベルに応えてよと。
その押し切り方が社会全体にも
むやみに、はびこってる感じがね。
最終的な成果のレベルを
上げることが大事なことだと
思い込む傾向が止まらない。
日本は労働とお金をあまりに
リンクさせすぎているから。
働くことに使うエネルギーの
要求がエスカレートしている。
どっかある、この使用者と被用者の
従属的な関係で、逆らえない構図。
お互いに気分よく仕事するには
言い方や相手の気持ちの乗せ方も
大事なことなんですよね。
アレさぁ、パワハラだよね
(坂上忍じゃなくチョコプラ松尾)
っていう状況において
カネ払ってるんだからという
強さを前面に出してくる感じ。
もちろん労働者の側の怠慢もある。
でも仕事させてもらっている
という主従の意識が強くて
対等な意識を持ち込ませない感じ。
番組としてはこうしろと
押し付けてるわけでなく
TVショーの一環なんでね。
そうそう、と共感しながら
ガス抜きするニュアンスに近い。
あまり真に受けて要求に
応えなくていいと思いますよ。
日本は働く場を主従の関係に
持ち込みたがりすぎている。
働く=ミッションをこなすことを
第一義にしすぎてしまう。
相手が生きること、暮らすこと
気持ちよく働くことに目もくれず
効率やスピードで対応して
もっとこなせるでしょ?って。
こなす仕事量を増やす流れに
無意識に入っていくような。
なんていうかな、やっぱり
自分ならこうするって意識で
相手に要求しつつ促してくる。
楽しく働くなんて
怠慢も甚だしいみたいな
雰囲気も相変わらずあるし。
そろそろ人に合わせる視点で
考えていかないとね。
誰も日本のスタンダードでは
働きたくなくなりますよ。