日本の政治家には
こなす人が多く
決める人がいない。
この現実を私たちは
意識して今年の参院選では
人で選ばないといけない。
基本ラインとして
役人や公務員から政治家に
上がってくるでしょ?
二世として上がってくる人も
大人しく「政治家として」の
立ち振舞いを勉強してから。
満を持していざ立候補って
なるんでしょうけど
そもそもそれも間違いでね。
こなす人と、決める人。
まったく違う人なんですよ。
政治家は本来、決める人。
でも、こなす人から上がっても
決める人には、なれないんです。
それはこの何十年の歴史が
証明しているでしょう。
こなす人が決める人の地位に
上がっても決められないんです。
これが私たちの現実で
受け止めて反省して
あえて変えなければならない。
選ぶのは私たちですから。
日本人の特性を活かすなら
こなす人の役割は、こなすこと。
つまり駒としてこなす役割を
全うするしかない。
これはもう世界でも秀逸な国。
その範囲内で、活かしてほしい。
決める人の地位に上がって
こなくていい、来てはダメ(笑)
決める人の位置には
決める人がいなければならない。
本来はそうだと思うんです。
日本はずっとこの何十年と
決める人の地位に
こなす人をあてがったり
上がっていったりしてるから。
それで権力を維持しつつ
うまくやろうとしてるけど
うまくいかないんですよ。
かつては豪腕がいたんですが
彼らは決める人タイプが多く
決して優等生な、こなすタイプ
ではなかったでしょ?
それがある意味効いていた。
しかしその後、時代とともに
教育のシステム化によって
個性が殺された人間を量産して
都合のいい人材を抽出し続け
後継に据えてきたんです。
でも哀しいかな、彼らは
こなす人たちばかり。
うまく立ち回ろうとするばかりで
権力争いに終始しているだけで
真のリーダーを育てられなかった。
前例を傷つけずに踏襲する
ひな鳥ばかりを優遇した結果
私たちは、決められない国になった。
これで足踏みし、停滞や後退を
罪なく招いてしまい
他国に追い越されてしまった。
ということはですよ
大局的な見地からわかるのは
いまの流れを断ち切らないと
いつまでも変わらないということ。
決める人の地位には
決める特性のある人以外は
居てはダメなんです、きっと。
私たちが良いと思って
選んできた政治家。
ちゃんと選んでるつもり。
でも実はこのタイプのこなす人
ばかりだったとしたら?
なんか納得いきませんか?
その停滞する現実を打開するなら
同じように、こなす人から
選んではダメなんです、きっと。
ワタクスの住む地方でも
市長選があるようですが
おそらくこなす人タイプが
変わらず当選するんでしょう。
田舎は保守的ですから(笑)
何も変わらないでしょう。
同じ県内の他の地域では
どの出身かは知らないですが
毛色の違う、この人はちょっと
面白いなという若い人が
市長をしているところもある。
でね、やっぱりちょっと違う。
オッなんか頼もしいなコイツ。
って印象を受けるんですよ。
コロナ関連についても
堂々と意見して上に噛みつく。
実際に先手を取って実行してた。
一本スジがピンと通っている。
その人も本来は、
こなす人タイプ出身の人で
異端児扱いされた人なのか
決める人タイプなのかは
知らないですけどね。
でも顔見たらなんか
やるかやらないか、わかるでしょ?
あっこの人やる人だとか
直感で感じる人いますよね。
そういう人が地方だけでなく
国政でも増えてくると
変わる兆しが見えてくる。
こなす人たちは必死に
抵抗するでしょう。
でも私たち自身が、
こなす人タイプだとしても
私たち自身が選ぶ人は
少し違和感を持つくらいの人で
ちょうどいいんです。
いつもと選ぶ基準を自分の中で
あえて変えることも大事です。
普段通りの基準で選ぶと
私たちは、まんまと同じ罠に
掛かってしまうだけでしょう。
また同じこと繰り返しますか?