ワンパターンな

行動や思考が

好きな人っている。



そういう人は他人に

ワンパターンで

(アナタ)つまらんね



と揶揄されても

直すことはない。



プライドがムダに高く

逆に開き直っているし

ワンパターンが心地よい。



間違っていない

これでいいのだ。



他人に対する感覚より

自分の感覚を優先する。

(これワタクスも大いに、笑)



どうやら自分は

なにも間違っていないと

本気で心から

思っているらしい。



そういう人は気づけない。

周りがツライことにも。



アナタの行動や言動にも

他人はだいぶ、言わないで

くれているんだよ?



ってことにすら

気づけなくなってしまう。

かわいそうな、いや、残念だ。



だって間違ってないからと。

逆に興奮して怒るんです。



間違っていない基準がね。

他人目線には一切立たない。

ルールや自分が基準になる。



結局、自分が正しくて

間違うことはないという

スタンスに立っている。



想像力がないわけでもない。

あっても、他人のことには

採用しない、適用しない。



自分がミスしたり

間違ったことをしてしまう時



他人にからかわれるのを

心の底から嫌う。



同じ状況で、他人に対しては

からかって嘲笑したりして。



おぞましい精神構造(笑)

単なる子供、いや子供以下か。



自分に対して、冗談は許さず

他人に対しては冗談を許せと。

いまの社会、こんなんばかり。



それでは他人はその人を

好きになるわけがない。



むしろ相手は人格すべてを

否定したくなってしまう。



悪いとは考えもせず

常に自分の思考が常勝軍団。



こう言っちゃ悪いが

エリートに多い思考、意識で。



日本の社会は、上のほうに

こういう意識の人が多い。



だから間違っていても

隠したり、揉み消したり。

都合よく解釈したりね。



はたらくのは、はたらく。

マジメで忠誠心が強く

与えられた仕事はキッチリ。



でも他人からは好かれない。

融通が利かなくて

他人の感覚に寄り添わない。



だから普通の人たちは

協力したくならないんです。



日本は長い年月をかけて

駒を量産してきただけ。



量産し始めた当初は

上のほうにはまだ

「じゃないほうの人間」が

いたからバランスとれていた。



でも次第に量産駒タイプが

上の地位に行くにしたがって

量産駒が、量産駒を動かす

そんな組織に成り下がった。



同じタイプ一色になると

その組織は弱いでしょ?

本人たちは強いと思い込んでるが。



こうなると人を

入れ替えるのが

かなり難しくなる。



極端に言えば、外から

量産駒以外の人をあえて

アタマに持ってこないと

変わらない現状なんですよ。



何をやってもうまくいかず

ちゃんと私たちは

やろうとしてやってるんだけど

って嘆いてみせるでしょ?



まるで他人のせいであって

自分の責任ではないみたいに(笑)



日本人がこのしくみを

変えるのは簡単です。



量産駒出身じゃない人を

アタマに持ってくること。

その決断をするだけでいい。

そのパターンで動かしてみる。



くれぐれも自分本位が

ないがしろにされても

自分の本意でなくても。



コレをやらないと

量産駒は機能しない。



いまの日本はこの局面に

いることを自覚しないと

何をやっても変わらない。



量産駒たちは首をかしげてるが

私たちも同じように

量産駒の姿勢に首をかしげて

呆れ果てている。



結局、根っこはこの思考が

改善できないまま、進めてる。



だから、いつまでたっても

うまくいかないんです。