ワイドショー系のテレビで
よく見かけたタレント寄りの
リポーター。
以前、彼が番組でCM中に
トイレに行っておきましょう
的な発言をした。
その発言によって
業界から干されたらしい
というのを聴いたことがある。
たしかにお金を
出している側としては
失礼極まりない話だが。
イチ視聴者としては
暗黙というか。
当たり前にそうしてる。
いまはさらにスマホで
リアルタイムで書き込みしたり
その書き込みを見たりしてる。
なんならテレビみながら。
もうCMどころかテレビからも
目線を完全に外している。
SNSには手を出さない
オジサンのワタクスでさえそう。
形式だけが残る状態に近い。
薄々わかってるけど
言われたくはないみたいな。
自分の仕事の正当性みたいな。
ゲロゲロ。
音声だけ、CM明けを待つ。
番組によっては2分間とか
凝視することはないのが
世間の常識に。
ネットの広告はもっと酷い。
スキップできるから
早く5秒とか15秒たてよ。
とみんな思ってる。
もう広告なんか観る気は
さらさらないという状態で。
それが現実。
でも言われたらイヤなんでしょ。
テレビをリアルタイムで
みてる時はスキップできない。
チャンネル替えるのも当たり前。
全部煩わしいと感じる人は
録画してCMは当然早送り。
なんなら本編も速度速めて視聴。
広告収入をチャリーンする
あのネットの広告しくみも
もういたずらに続けるのもどうか。
よくあることだが
何らかのしくみが出来て
浸透して、隆盛して
ある程度までいってしまうと
そのしくみを利用して
本来の意図を台無しにする
流れができて衰退していく。
いまのYouTubeなんかも。
人間は工夫するんだけど
悪用したり、自分に有利に
コトを運ばせようと企む。
本来の意図を台無しにしても
悪びれる様子もないのが
人間なんでしょうから。
流行するモノゴトもそうで
楽しみを提供されている側は
楽しみつくしたら、飽きる。
残酷なほどテンション下げ
いまさっきの流行りものを
怪訝そうに冷たくいちべつ。
次のターゲットを探していく。
あるいは次の提供を待つ。
番組の提供する企業には
逆にまるで興味無いのに。
使い捨てしながら
むさぼる行為が定着。
そんな人たちがSDGsを
声高に叫んだところでね。
ただ提供する側は一瞬でも
莫大な利益が上がることもある。
仕掛ける側も二番煎じ丸出しでも
みんな、流行に乗っかろうとする。
でも乗っかれば乗っかるほど
使い方倒されて本来の意図から
どんどんズレてきてしまう。
たぶん広告のヤリクチが
買いたくさせる潜在的な層を
捕まえきれていないのも事実。
同じパターンで手招きして
その効果のあるわずかな層に
アピールしてもどうにか
成り立ってしまうから、続ける。
現状はそうでしょうね。
ハヤリスタリってそうやって
人間が使い倒して、捨てては
また新しいモノに乗っかりと
動いていくものであって
人間の性質上どうしようもない。
むしろなんだろう?って
わからないくらいで面白い。
モヤモヤさせ、印象づける。
逆にこのパターンのほうが
興味と購買意欲が
結びつきやすいのかも。
購買の潜在的意欲みたいなところ
まだまだ刺激できていない。
一方で世間というのは
トレンドの流れに敏感だが
若干、ぬるま湯でもいいから
浸かっていたくなる心理も。
わかっていても周囲が
続けるならと、列に並んで
なかなか次へと動かない。
世間が乗っかりきったらもう
衰退が始まってるんですよね。
だから仕掛ける側は新しい
取り組みで仕掛けないと。
泥舟を漕げと担ぎ出されて
おかしいな?おかしいな?って
思いながら進むだけになる。
担ぎ出されていない層は
たくさんあるけど
担ぎ出し方を知らない。
流行に乗っかる人が
多ければ多いほど
そのピークの見極めは
難しくなる。
広告収入のしくみ
やめたらどうだろうか?
YouTuberなど有象無象も含め
世間も少しは余計な声に
煩わされなくて済むように
なるかもしれない。