いろんなものの値上げが続く。
値上げをして各業界の
賃金が上がれば
それはそれでいいのだが。
おそらくそう簡単に賃金は
あらゆる業界で上がるとは
思えない。
しくみはよくわからないが
価格を上げるならば
しわ寄せは消費者に行く。
消費者が出し渋る傾向にあり
簡単には売れなくなる。
消費者の手元にない状態で
上げても消極的になるだけ。
これまで値上げを
ガマンしていた業界が
一斉に値上げに舵を切る。
消費者は火事ですよ。
そして価格は一度上げると
下げようとはしなくなる。
その値段当たり前
みたいなツラで
私たちに迫ってくる。
値上げして申し訳ない。
と言って上げる。
けど感謝しますと言って
値下げすることは
ほとんど無いに等しい。
遠回りしているのは
みんなわかっている。
政策としては間違ってなくても
毎度毎度、効果が薄い場合は
その政策では極論言えば
失敗、ダメということで。
仕方なく買う、使うものを
値上げするのは文句が
つけられない状況だから。
たぶんこれまでと
同じパターンの
アプローチの仕方だ。
それで失敗して
うまくいかないなぁと
毎度嘆いている。
ということは
政策決定者としては
間違いなんですよ。
でも彼らって失敗しても
あんまり考え方変えたり
別のアプローチの仕方を
やろうとしないでしょ?
丁寧に針に糸を通して
うまくできるはずだと
これをやってくれと言うが。
あらゆる対策
日本人がやると
みんなこうなる。
それでうまく効果がないなら
根本的な解決の仕方が
違うんだろうと理解できる
はずなんですけど。
おそらくアイデアの出し方が
その後の成功に繋がるルート
にいつも向かっていないから。
それでも同じルート、パターンで
成功しないなぁって、いつも
嘆いているのはどうよ?
これはバカ以外の何者でもない。
既存のルートから絶対に
外れないでいつか成功する
そう思っているなら。
辞職して別の人にその立場を
譲ったほうがいい。
だって、できないんですから。
いままでの延長線上では
新しいことが成功しないならば。
いままでのやり方と違う
ルートで攻めないと
打開できない。
制限したり、無理を強いたり
なんとかやってくれと言って
結果的に苦しくさせるだけなら
既存の延長線上はアウト。
政策を決める時にまずは
挙がってくるアイデア。
政策集団がイエスとする
その方向性は通用しない。
その最初の常識を捨てることが
大事ではないですか?
でもこの否定から入って
考えることはまずない。
正解、正解、足す、足す。
引かないから全部運びたがる。
全部運ぶのは自分じゃない誰か。
その誰かの意見の立場を
ホントに理解して聴いてますか?
結局聴いても全部捨てずに
うまくやろうとするから
できないんですよ。
中小企業の支援も
ほとんど生活のための延命。
もし日本の技術を継承して
進歩、向上させたいなら。
浮上してこない現存企業を
延命させるだけでなく
別の方法でアプローチ
できないのだろうか?
たとえば国の借金増えたとしても
生活のために補償させてやって
別の企業や人に技術や場を譲る。
承継できる人や組織に
活かしてもらうほうが
まだ未来がある。
譲りたがらない一番手。
延命に延命を重ね続けて
未来は明るくなるのだろうか。
潰してそっちは補償して
新しい人で再生させる。
そのほうが継承はうまく
行く目もあるのではないか。
うまくいかないと
思っていることが偏見で
実際に動かしてみたら
うまくいくことなんて
ザラにあるんですから。